ホワイト企業の特徴には何がある?ブラック企業との違いとホワイト企業の見分け方

ホワイト企業の特徴と見分け方

今度はホワイト企業で働きたいというのは、転職希望者ならだれでももっている願いでしょう。転職活動をするときには、ホワイト企業を見分ける方法をしっかりと覚えておく必要があります。

求人条件だけを眺めていても、ホワイトなのかどうかはわかりません。ですがホワイト企業には共通する特徴があります。いくつかのポイントをチェックすることで、気になっている企業がホワイトかどうかを確実に判断することができるようになります。

今回お伝えするのは、ホワイト企業の特徴とその見分け方についてです。これらを参考にして、念願のホワイト企業への転職を成功させましょう。

ホワイト企業に共通する特徴とは

ホワイト企業とは、社員が働きやすい環境を整えている会社のことです。とくに若手社員や女性社員の満足度の高さは、ホワイト企業に共通する条件です。

ホワイト企業の一般的な5つの特徴をここで挙げておきます。

  1. 辞めていく社員が少ない
  2. 20代から50代まですべての年齢層の社員が働いている
  3. 福利厚生が充実している
  4. 残業時間が短い
  5. 社員の働きを公正に評価する制度がある

ホワイト企業の特徴(1)辞めていく社員が少ない

辞める社員が少ないことは、ホワイト企業の大きな特徴です。快適な会社を辞めたいと考える社員はまずいません。離職率をチェックすれば、その会社の働きやすさがわかります。

企業ごとの社員の離職率を知るには、就職四季報の「新卒入社3年後離職率」をチェックするといいでしょう。離職率については、ほとんどの企業はホームページでも公開していません。正確な離職率について知るには、就職四季報がもっとも確かな情報源になります。

また求人案件の出る頻度をチェックすることも大切です。離職する社員がほとんどいなければ、頻繁に求人を出す必要はありません。毎年のように求人の出ている企業は、ホワイトではないと考えるほうがいいでしょう。

ホワイト企業の特徴(2)20代から50代まですべての年齢層の社員が働いている

どの年齢層の社員もいるところは、離職率が低く、社員が長期間働き続けている会社だと判断できます。結婚や出産などを経た女性社員でも、戻ってきやすい職場環境だと予想することもできます。こうしたところは、どの年代にとっても快適な職場環境があるホワイト企業だといえるでしょう。

社員の年齢層に偏りのない職場では、上司による部下の教育もスムーズに進む傾向があります。業績の安定にもつながるので、社員はますます安心して働くことができるようになります。

管理職以外は20代の社員しかいない企業などは要注意です。仕事がハードで長期間働く社員がいないか、30代の社員を大幅にリストラしてしまったりした結果、社員の年代が大きく偏っているのかもしれません。

ホワイト企業の特徴(3)福利厚生が充実している

充実した福利厚生があることは、ホワイト企業の大切な条件です。厚生年金保険や雇用保険など、企業の法的義務である保険制度が、社員のために用意されていることは最低限でも必要です。ホワイト企業であれば、それ以外にもさらなる福利厚生を用意していなければいけません。

たとえば社員食堂や住宅手当、交通費支給、育児支援制度などがあるかどうかをチェックしてみましょう。こうした法定外の福利厚生が充実しているほど、社員は安心して快適にその企業で働くことができます。

結婚、出産、育児などライフステージの変化が激しい女性でも、こうした企業では長く働き続けることが可能です。

ホワイト企業の特徴(4)残業時間が短い

ホワイト企業では、社員の残業時間は短めです。社員にとって長時間残業があたりまえのようなところは、ホワイト企業とはいえません。ましてサービス残業をさせるような会社はまちがいなくブラック企業です。

残業のない企業をみつけるのはむずかしいでしょうが、残業時間の短縮のために努力している企業はあります。転職するときには、そうした優良な企業を探すようにしてみましょう。

企業における社員の残業時間は、有価証券報告書のなかでチェックすることができます。ここにはひと月あたりの残業時間が記載されているからです。

すべての企業が有価証券報告書をだしているわけではありませんが、ここで得られる情報は、ホワイト企業を絞りこむうえで役に立つでしょう。

ホワイト企業の特徴(5)社員の働きを公正に評価する制度がある

ホワイト企業では、社員を公正に評価する制度が整備されています。一部の上司が気に入った社員がいるとしても、そうした私情で社員の昇進や昇給が左右されることはありません。

勤務態度や成績などを数値化し、すべての社員にとって平等で公正な評価が与えられるようにホワイト企業は努力しています。

評価制度については、企業のホームページなどで紹介されています。詳しくチェックすることで、その企業がホワイトかどうかを判断することもできるでしょう。

社員への評価制度があいまいだと、昇進に対して不満を感じる社員もあらわれます。なぜ自分の努力は評価されないのかという思いを抱く社員は、ほかの企業で活躍したいと考え始めるかもしれません。

優秀な社員を確保するためにも、努力や能力に応じて正しい評価が与えられる、だれもが納得できる制度をホワイト企業は整備しています。

▽反対にブラック企業の特徴はこちらで解説しています。合わせて参考にしてください。

ブラック企業の特徴 ブラック企業の特徴には何がある?こんな企業には要注意!ブラック企業の共通点とは

求人情報からホワイト企業を見抜く方法

若手社員や女性社員向けの制度をチェックする

求人情報を見ているだけでも、ホワイト企業のサインを見つけることはできます。注目したいのは、若手社員や女性社員向けの制度が充実しているかどうかという点です。

ブラックな経営をしている企業ほど、社員の離職率は高くなります。辞めていく社員の大半は、入社後まもない若手かライフスタイルに変化のあった女性です。

こうした人たちを満足させ、そこでもっと働きたいと思う環境を作ってあげられるのがホワイト企業だといえます。

求人情報をざっと眺めるだけでも、若手向けあるいは女性向けだとわかる制度が見つかります。そうしたものが充実しているところを選べば、ホワイト企業に転職できる確率は高くなるでしょう。

ホワイト企業では若手や女性向けにどんな制度を採用しているか

若手向けや女性向けに、どのようなサポートがホワイト企業では採用されているのでしょうか。企業によって差はありますが、ここでは代表的なものをいくつか挙げておきます。求人情報のなかでホワイト企業を探すときに、これらを目安のひとつにしてみてください。

若手社員向けの制度

  • 充実した社員研修制度
  • フレックスタイム制
  • 社員交流セミナー実施
  • 社内留学制度
  • 社内公募制度
  • メンター制度

女性向けの制度

  • 出滓や育児のための休職制度
  • 子育てや介護の支援制度(勤務時間短縮制度、半日単位の有給休暇取得制度、在宅勤務制度など)
  • ベビーシッターサービス補助
  • 託児所設置

こうした制度を多く取り入れている企業は、社員の働きやすさを重視していると考えられます。ホワイト企業がいくつか見つかったら、自分にとって必要な制度を導入しているところをそのなかからさらに絞り込んでみましょう。

社員が長く働ける環境をつくる:長期の研修期間とメンター制度

長い研修期間を設けること、メンター制度をつくることなどは、社員の離職を防ぐために考えられた制度です。入社後わずか数年で社員が辞めてしまうことは、企業にとっても大きな損失です。

快適な職場でやりがいを感じながら仕事をしてもらうために、こうした丁寧な育成制度を多くのホワイト企業は採用しています。

研修期間を長く設定すると、社員は仕事をむりなく覚えることができます。落ち着いてスキルを身につけることができるため、社員は仕事上で焦りを覚えることもありません。

ホワイトといわれる企業のなかには、新入社員のために数カ月もの研修期間を設定しているところもあります。

メンター制度とは、先輩が新入社員の相談にのり、精神的負担をできるだけ取り除く制度です。仕事をしていくうえでの不安や人間関係での悩みなど、新入社員はメンタル上の多くの問題を抱えています。

これらを取り除き、会社にできるだけ早くなじめるように社員をサポートするのがメンター制度の目的です。

社内で交流セミナーなども、新人社員にはやく職場の人間関係に慣れてもらおうという趣旨で行われています。お互いに顔見知りになることで、ストレスを感じずに、仕事上で協力し合うこともできるからです。

ホワイト企業では、人材を使い捨てにせず、人として尊重することを重視します。社員への手厚いサポート制度はその反映です。結果として優秀な人材が長く働いてくれることになり、企業も業績アップにつながります。

企業にとって不利な情報もオープンに

ホワイト企業は、マイナスイメージとなりそうな情報でも隠さないものです。

たとえば、平均より少し低いなと思える月収でも、企業ホームページや求人情報のなかでホワイト企業は公開しています。事実を伏せて人材を採用しても意味はないからです。

現実を隠して採用したとしても、現実を知れば社員は失望して離職してしまうでしょう。情報をオープンにすることで、人材と企業との信頼関係はつくられるとホワイト企業は知っています。

またホワイト企業では、社員の収入が極端に低いことはふつうはありません。こうした企業は、月収はたとえ低めでも、賞与を大きく設定することで他社以上の年収を社員に与えています。

いわば隠れた優良企業です。全体の給与額に満足できるからこそ、離職する社員がほとんどいないのがホワイト企業なのです。

ホワイト企業の求人情報の特徴をここでいくつか挙げておきます。これを参考にして求人情報をチェックし、ホワイト企業を見つけるようにしてみてください。

ホワイト企業の求人の特徴
  • 甘いやさしい言葉ばかりが並んでいない
  • 派手な文句や数字が使われていない
  • 月収が低くても年収は大きい
  • 福利厚生が充実している
  • 企業にとってマイナスイメージになりそうなことも書かれている

それに対しブラック企業は正反対です。こうした会社は、自社にとって都合のいい情報だけを公開するという特徴があります。

明らかなウソを書くことはありませんが、マイナスイメージとなりそうな情報は隠し、いい面だけを強調するのがブラック企業のやり方です。

ブラック企業の特徴 ブラック企業の特徴には何がある?こんな企業には要注意!ブラック企業の共通点とは

こうした企業の求人には、たいてい甘い言葉ばかりが並びます。「求人情報のなかの高い月給が魅力で応募したら、ボーナス額が低いうえに残業時間が多いことが採用後にわかった」という人もいます。

ブラック企業を避けるためには、マイナス面を公開していない会社の求人には注意することが必要でしょう。

ホワイト企業は福利厚生が充実

ホワイト企業に共通する大きな特長のひとつが福利厚生の充実です。手厚い福利厚生があれば、社員は安心して長く働いてくれるからです。

ほとんどの企業では、自社の福利厚生を求人情報や企業ホームページのなかで公開しています。それを調べていけば、気になっている企業がホワイトかどうかを判断することも可能です。

ホワイト企業が用意している代表的な福利厚生には次のようなものがあります。これらが整備されている企業は、社員の生活の安定に関心をもち、安心して長年働いてくれることを望んでいるといえます。大企業ばかりでなく、ホワイトの中小企業でもこれらは用意しているところが多いです。

  • 家族手当
  • 住宅費補助
  • 社員食堂の設置

大手のホワイト企業のなかには、さらに保養施設、スポーツジム、託児所などの育児支援施設などを社員向けに用意しているところもあります。

これに対し、ブラック企業では福利厚生はほとんど用意されません。人材は使い捨てという意識があるため、社員の満足度や幸福度のために資金を使わないのがブラック企業です。

ホワイト企業の多い業界がある?狙い目はメーカー業界

一般的に、メーカー業界にはホワイト企業が多いといわれます。

設備投資に大きな資金を回すため、とくに若手社員の月給を低めにせざるを得ないメーカーがたくさんあります。しかしそれを補うために、多くのメーカー企業では福利厚生を充実させたり、大きなボーナスを用意したりして、社員の満足度を高める努力をしていることも事実です。

もちろんすべてのメーカー企業がホワイトだとはいえません。ですがプライベートを充実させたり、行き届いた勤務管理を希望するのであれば、メーカー業界を中心に自分に合うホワイト企業を探してみるといいでしょう。

ホワイト企業を見つけやすい、代表的なメーカー業界を挙げておきます。

  • 食料品メーカー
  • 化学メーカー
  • 医療機器メーカー

メーカーではありませんが、電力業界、ガス業界などにも優良なホワイト企業が多いです。ですがこうした業界は人気がとても高く、採用を勝ち取るためにはかなりの競争を覚悟しなければいけません。

ほかの会社でスキルを磨いてからの転職をめざすほうが、こうした業界の企業には入社しやすいこともあります。

ホワイト企業とブラック企業を見分ける5つの方法

一見ホワイトそうにみえても、いろいろと調べていくうちにブラック企業だとわかることもあります。ホワイトかブラックかを見分けるために使える、5つの情報源についてここではご紹介します。

ホワイト企業、ブラック企業のランキング

いろいろなサイトや人材会社では、ホワイト企業やブラック企業に関するランキングを毎年行っています。これをチェックすれば、ホワイトだといえそうな企業、ブラックだと疑ったほうがよさそうな企業がおおまかにわかるでしょう。

ただし選定方法はさまざまなので、企業のランキング順位もサイトによって変動します。社員の平均年収、勤続年数などを考慮しながら、それぞれが独自のランクづけをしています。ランキングの条件を確認して、自分がもっとも信用できそうなデーターを見つけましょう。

またこうしたランキングは大企業中心で、中小企業はほとんど考慮されないという問題もあります。関心のある中規模企業がランク外だとしても、その会社がホワイト企業ではないのかとがっかりする必要はあまりありません。

詳しくはこのページの後半の 確かなデータに基づくホワイト企業ランキングで解説しています。

求人案件;募集の間隔と人数

一般的に、ホワイト企業では求人をだすことは少ないのに対し、ブラック企業では年中頻繁に求人を出す傾向があります。ホワイト企業の募集人数は少ないことが多いですが、ブラック企業では大量の人材をよく募集するという特徴もあります。

求人情報をチェックしていて、この会社はまた求人をだしているなと気づくことがあるでしょう。また募集人数が多くて、入社しやすそうだと気になることもあるかもしれません。

ですが応募を決めるまえによく考えてみることが大切です。そうしたところは、じつはブラック企業なのかもしれないからです。

ホワイト企業では、求人を頻繁にだすことはありません。だしても募集人数は1人か2人であることが多いです。社員は満足して働いているため、職場への定着率が高いく、人材補充の必要があまりないからです。

転職を考えている人には残念なことですが、1年1回の就職活動シーズン以外でホワイト企業が求人をだすことはめずらしいといえます。

それに対しブラック企業では、1年中頻繁に求人をだすことはめずらしくありません。社員がすぐに辞めてしまうため、こうした会社ではつねに人材不足が続いているからです。

人手が足りない状況は、企業が社員に対し、満足できる職場環境を与えていないことを暗に示しているともいえます。

企業理念や社風

企業理念をよく読むことで、その会社がホワイト傾向があるのかブラック傾向があるのかがわかることがあります。理念や社風は企業ホームページに掲載されているので、応募前にこれはかならずチェックしておきましょう。

また社長が著作を発表している場合は、それにも目を通しておくと会社の体質がよりはっきりわかります。

一概にはいえませんが、ホワイト企業では社員の立場を重視した理念を掲げているところが多いです。社員のステップアップやモチベーションアップなど、ホワイト企業の理念のなかには、社員目線が取り入れられていることがわかるはずです。

それに対しブラック企業では、目標に向かって社員を一方的に煽るような言葉が登場することがよくあります。No.1をめざす、挑戦する、進化する、成功へ向けて、などの単語は、ブラック企業の社風や理念のなかにはつきものです。

もちろん、理念と職場の実態はまた違うかもしれません。ですが理念や社風には、企業経営者が人材をどのように考えているのかがあらわれます。

社員目線がまったくなく、企業の目標に向けて社員に貢献ばかりを要求する理念をもつところは、ブラック企業だと考えていいかもしれません。

有給取得率

厚生労働省からは「就労条件総合調査」という報告が毎年発表されます。これをチェックすると、各企業における社員の有給取得率がわかります。

参考 平成30年就労条件総合調査 結果の概況厚生労働省

有給取得率とは、与えられている有給休暇を、社員がどれくらい活用しているかを示す数値です。これが高いほど、ホワイトに近い企業だといえます。

優良な企業では、社員のプライベートも充実させるために、有給休暇をとることを上司が積極的に推進します。それに対し会社の利益を上げることしか考えないブラック企業では、社員が有給を希望しても、それが却下されることはめずらしくありません。有給取得率は、企業の体質を知るうえで有効な指標だといえます。

日本の企業の平均的な有給取得率は50%弱です。平均値ですらけっして高いとはいえませんが、ブラック企業の有給取得率はこれを大きく下回ります。

政府が企業に勧めている社員の有給取得率は70%です。これが70%を超えている会社は、ホワイト企業の条件をひとつは満たしているといえるでしょう。

企業の口コミサイト

転職支援サイトでは、元社員による口コミ欄を設けていることがあります。これをチェックしていると、職場を直接体験した人ならではの、生々しいエピソードを知ることができます。

外からはホワイトだと思われている企業や、ブラック企業ランキングに毎年登場するような会社について、口コミサイトからは元社員という目線からの貴重な情報を得ることが可能です。

ただしこうした感想には、個人の主観が大きく影響していることは覚えておく必要はあるでしょう。問題をおこして辞めた人などは、必要以上にその企業のことを悪く書くかもしれません。

感情的な言葉よりも、実際にに起こった出来事や事実などに注目しながら口コミを活用するといいでしょう。

転職口コミサイト 転職口コミサイトの情報は信用していい?信用できる口コミの見分け方とおすすめの転職口コミサイト ブラック企業の見分け方 ブラック企業の見分け方とは?求人・説明会・面接でわかるブラック企業を見分ける方法

確かなデータに基づくホワイト企業ランキング

「CSR企業総覧」からみたホワイト企業ランキング

東洋経済新報社の「CSR企業総覧」では、3年後在籍率ランキングを掲載しています。各社の社会的貢献度も考察に加えた、とても信頼のできるものです。ホワイト企業を見つけるうえで、これはとてもいいデータだといえます。

東洋経済新報社では、1,000以上の一流企業や有名企業を対象に、入社した社員の3年後の在籍率を調査してこのランキングをつくっています。3年間勤務を続けているのは、その企業が気に入って定着した人だと考えていいでしょう。

各社の休暇制度や人事評価制度などについても、「CSR企業総覧」に記載されています。求職中の人は、一度はみておきたいデータでしょう。

難点をいえば、ここで調査の対象になっているのは、上場しているような大企業がほとんどだということです。気になっている中小企業の名がここで見あたらなくても、すぐに気落ちする必要はありません。

経営規模が小さいことから、その会社を東洋経済新報社が調査していない可能性もあるからです。

「就職四季報」からみたホワイト企業ランキング

東洋経済新報社からは「就職四季報」も発行されています。注目したいのは、ここに掲載される3年後離職率ランキングです。

「就職四季報」では、この数値の低い企業を順にピックアップし、離職率の低さから判断したホワイト企業トップ200社のランキングを作成しています。

3年以内に辞める社員が多いところは、職場環境のよくないブラック企業である可能性が高いです。逆にいえば、3年後離職率の低い企業は、社員にとって働きやすいところだと推測できるでしょう。

厚生労働省の発表によれば、大卒者の3年後離職率は30%をこえています。これよりも低い離職率をキープできている企業は、ホワイトである可能性が高いです。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」からみたホワイト企業

新・ダイバーシティ経営企業100選」はランキングではありませんが、経済産業省の調査にもとづいたとても信頼のできるデータです。女性支援に力をいれている企業もピックアップされているので、ホワイト企業を探すときにこれはとても参考になります。

これは、経済産業省の提唱するダイバーシティ経営を実施し、企業価値をあげることに成功した会社を表彰する制度です。具体的には、性別や年齢に関係なく、その人材の能力を活かすことに尽力した企業が評価の対象になります。

年齢やライフステージの変化に左右されず、育児をしながらでも働き続けたいと考える女性もいるでしょう。そうした人は、ここで表彰を受けた企業を転職先候補としてチェックしておくといいかもしれません。

「新・ダイバーシティ経営企業100選」のデータは、公式サイトからダウンロードして読むことができます。

参考 新・ダイバーシティ経営企業100選経済産業省

ホワイト企業へ念願の転職!それでもなぜか不満を感じる理由

ホワイト企業へ転職後に後悔する人はいるのか

だれもが羨むホワイト企業へ採用された人が、働き始めてすぐに不満を感じることもあります。労働環境がいくらよくても、自分の働き方とそれが合わないこともあるからです。

とはいえ身近な人に相談をしても、その悩みは簡単には理解してもらえないはずです。せっかくいい企業へ転職できたのに、なぜ不満をいうのか周囲は理解できないからです。

こうなってしまうと、とるべき方法は2つしかありません。ストレスを感じながらも、我慢をしてその企業で働き続けるか、思い切ってまた転職をするかのどちらかです。

とはいえ自分で判断するのは簡単ではないでしょう。せっかく入社した優良企業を退社しても、次に満足できる転職先をみつけられる保証はないからです。

答えがどうしてもだせないときには、転職エージェントに相談してみることをお勧めします。転職エージェントでは、プロのキャリアアドバイザーが無料でアドバイスをしてくれます。

いま転職をすべきか、ここで辞めたら将来のキャリアはどうなるのかなど、悩みを率直に相談することができるでしょう。

転職エージェントの比較 おすすめの転職エージェントの比較と失敗しないための選び方

ホワイト企業に不満を感じる人は贅沢なのか

ホワイト企業に不満を感じるからといって、その人が贅沢だと決めつけることはできません。ホワイトだと評価される企業は、人材を尊重する、労働環境のいい職場であることが数々のデータから証明されています。しかしデータにでてこない要素が現実にはあることも確かでしょう。

たとえば、有給取得率が高いうえに残業時間も短い理想的なホワイト企業であっても、パワハラが横行している部署があるかもしれません。

あるいは、残業をなくすという建前を徹底させるために、昼休みもとれないほどの過密ワークを要求される社員もいるかもしれません。

ホワイト企業に満足できないからといって、かならずしもその人がわがままだとは限らないのです。

どうしても無理だと感じたら、転職エージェントに相談してみるといいでしょう。

あらゆる情報を客観的に判断して、転職すべきか、転職をするならどんな企業を探すべきかといった悩みに対し、キャリアアドバイザーが的確なアドバイスをしてくれます。相談は無料ですし、転職を思いとどまったとしても料金は発生しません。

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まとめ

ホワイト企業を見分ける方法について今回はご説明しました。

こうした企業は人気が高いので、採用はかなりの狭き門です。今回の情報をもとにして早めにターゲット企業を決め、応募のための準備にしっかりと時間を費やしてください。効率のいい転職活動をするには、転職エージェントの活用を考えてもいいでしょう。

また、ホワイト企業に就職できたけれど、失望を感じる人がいることもお話ししました。自分が置かれた環境をよく見直し、今後の方向を決めるために、こうした人にも転職エージェントへの相談をお勧めします。

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