履歴書の趣味・特技欄の書き方とは?採用を勝ち取る趣味の例

履歴書の趣味・特技欄

履歴書の趣味・特技欄に何を書けばいいのか悩んだことはありませんか?

趣味なら「スポーツ観戦」や「音楽鑑賞」など、自分の趣味を書けばいいのだとわかります。ですが、特技ってなんだろうと考えたときに、趣味のようには簡単に思い浮かびません。

こでは、その趣味・特技欄の書き方について説明をしていきます。

なぜ履歴書には趣味・特技欄があるのか?

応募者から見ればあまり意味がないのではないかと疑問を持ってしまう趣味・特技欄ですが、採用担当者側にとっては意味のある欄なのです。

特技欄に書いてある「特技」が仕事に生かせるかどうかをチェックしていたり、そこに書いてある内容から会話を広げ、応募者の人となり・性格を見ていたりします。

面接時で相手に話をさせることで、相手の性格や人となりというものが見えてきます。特に、仕事とは一見関係がないと思われるような、趣味や特技について話をさせれば、応募者の本当の姿が見えてくることもあります。

そのため、採用担当者はこの「趣味・特技」欄をしっかりとチェックしているのです。

そのため「特になし」という答えでは、会話も盛り上がりませんし応募者の人となりを見ることもできずに面接が終わってしまいます。企業が欲しいのは、能力が高いだけの人材ではありません。

面接で人となりがわからない人材の場合、その面接での印象だけで不採用となる可能性も高くなります。

そのためにも、「特になし」とは書かないようにしましょう。

履歴書の趣味・特技欄には何を書くのか

趣味・特技欄は、履歴書の書式によっては、それぞれに項目がわかれていることがあります。中には、「趣味・特技」とひとくくりにしてスペースを設けている書式もあるようです。

後者の場合であれば、悩むことなく自分の趣味を書くでしょう。ですが、前者のように項目が分かれている場合は、「特技欄」は「特になし」と書いてしまいます。

ですが、本当に特技は何もないのでしょうか?

男性でも女性でも、最近では自分でお弁当を作って仕事に持っていく方も多いようです。朝の忙しい時間に、冷凍食品を多用せず、栄養バランスを考えたおかずを作っているのだとしたら、それも十分特技になります。

短時間で複数のおかずを一度に作ろうと思うと、その手順・手際というものが重要になります。この手順・手際というのは、実は仕事にも役立つことがあるのです。

複数の仕事を、その手順や手間を考えてスケジュールをたて、実行していくという能力です。

このように、一見特技とは思えないようなことが、実は仕事に役立つような特技だったりするのです。

また、意外性のある特技や趣味も、面接での話題になりやすく、会って見たいと思ってもらえる可能性が高くなります。

相撲の親方の中に、ビーズ細工が趣味だという方がいます。彼は、弟子の化粧まわしをビーズ細工で作っているそうです。

元相撲取りということで、その体型は想像がつくことでしょう。そして、その大きな手で細かい作業を行っているのです。化粧まわしという大きな作品を作るのには、とてつもない時間と根気も必要となります。

これだけの情報でも、是非話を聞いてみたいと思いますし、彼の根気強さには仕事上でも興味が湧きます。

このように、自分では特技とは思えないようなことでも、実は仕事につながっているかもしれないということを考えて、もう一度自分のできることを見直してみましょう。

履歴書の趣味・特技欄の書き方

小さなスペースに長文を書こうと思うと、必然文字は小さくなってしまいます。若い応募者はその文字を読むことが出来るかもしれませんが、採用担当者が老眼を必要とする年齢だった場合、細かい文字は読みづらいものです。

人は読みづらい文章を最後まで読むことはありません。特に、そこに何の興味も惹かれなければ尚更です。

小さなスペースには、長文で書くのではなく単語で特技や趣味を書きます。

その後、説明文として短文をカッコ書きで書きます。

<記入例>

外国語(子供のころから海外に興味があり、勉強をしてきました。現在では英語のほか仏・独・伊・中・韓のほか、ギリシャ語ラテン語も話せます。)

ゲーム制作(中学生のころからプログラミング言語のC++、C#、RUbyを勉強し、パソコンゲームを作ってきました。)

書いた方が良い趣味・特技と書かない方が良い趣味・特技

趣味・特技の中には、書くことで採用につながる可能性のあるものと、書いたことで不採用になりかねないものがあります。

不採用にならなくても、面接官によっては悪い印象を持ってしまうこともあります。

その違いについて、説明をしていきましょう。

書かない方が良い趣味・特技

借金を連想させるようなギャンブル系

ギャンブル自体が悪いとは言いません。面接官の中にも趣味でパチスロや競馬をしている方もいるかもしれません。ですが、世間一般的に好印象で見られることが少ないのが、ギャンブルという趣味です。

計画性・堅実性がないと思われかねず、マイナスポイントになる可能性は大きいでしょう。

また、ギャンブルが好きで、趣味で毎週末にはどこかのレース場に赴き、お金をかけていると聞けば、借金を連想されてしまいかねません。

パソコンの知識は時として犯罪を連想させる

SEやプログラマーなど、パソコンの知識やプログラミングの知識を必要とする仕事は、現在多数あります。そういった仕事の場合、自分の持っているパソコンの技術や知識は、時として犯罪を連想されます。

プログラミング言語などを使ってソフトを作成したり、ネットを構築したりできますという程度であれば、全く問題はありません。

ですが、ハッキング行為が出来るというようなこと、またそれを趣味としているということは、書かない方が良いでしょう。

実際には他人のパソコンシステムに無断で侵入し、悪事を働く行為をクラック、そういった行為をする者をクラッカーと呼びますが、一般的にクラッカーやクラッキングという言葉は浸透していません。

ハッキングとは、犯罪行為の一つだという認識の方が浸透しています。

IT関連の企業であれば、当然その程度のことは知っていることでしょう。人事担当の方であっても、ハッカーとクラッカーの違い程度は知っていると思います。

ですが、多くの企業では恐らくその違いが理解できないと思った方が良いでしょう。誤解を招かないためにも、書き方を工夫するか、書かない方が無難かもしれません。

サブカルチャーを認めてもらえるか

昨今、政府も海外に向けて日本のサブカルチャーを積極的に売り出しています。

そのため、アニメや漫画が趣味ということを、これまでおおっぴらに公言してこなかった方々も、今では芸人やアイドルも含めて、オタク趣味であることを公言しています。

ですが、保守的な企業や採用担当者などは、まだまだ顔をしかめる方も多いようです。

そこで、書き方に工夫が必要となります。サブカル趣味自体は悪くありません。お堅い採用担当者にも理解してもらうためには、サブカル趣味を通して何を学び、仕事にどう生かせるのかということをどのようにアピールするかという点です。

趣味はあなたの性格の一部や思考傾向などを形成する要素の1つでもあります。

他人からもたれるマイナスイメージをどうカバーするかが、鍵となってきます。

政治思想・信仰宗教は論争の元

何を信仰し、どの政党を推すのかということは、その人の趣味思想です。個々の価値観の違いによって意見が分かれるような内容は、履歴書には書かない方が無難です。

面接官がこの趣味・特技から知りたいのは、思想ではなく性格や人となりです。間違えないようにしましょう。

書いた方が良い趣味・特技

志望職種や業界に関する知識や資格は、特技として書く

例えば事務系であれば、「全国電卓競技大会」で全国大会に出たことがあるとか、電卓検定の1球を持っているといったことは、特に経理事務であればアピールとなります。

<記入例>
  • 電卓(電卓検定で1級を持っています)
  • タイピング検定(先月、特級試験に合格しました)

志望企業がアパレル関係であれば、カラーコーディネイトの資格は特技として十分にアピールポイントとなります。

また、営業職の場合、アウトドア系の趣味やスポーツなどはフットワークの軽さや体力などがアピールポイントになります。

自分の趣味や特技が、希望する職種や企業にとって役に立つのかどうかを考えてみましょう。重要なのは、その趣味や特技から、あなた自身が何を学び、何を習得したのかということです。

遊びのような趣味でも、そこから学ぶことはあるはずです。

持続性が大切

例えば、子供のころから続けている趣味や習い事など、10年以上継続しているようなことがあれば、持続性をアピールできます。

けん玉やヨーヨーなど、子供のころの遊び道具と思われるものでも、現在では世界大会なども開かれていて、その技は進化し続けています。

ただ、10年以上趣味として遊んでいただけでなく、世界レベルで競えるような技を磨いていたり、大会などにも出場していたりするなら、十分にアピールできます。

一つのことに打ち込めること、技を極めようとすることも仕事に通じる能力ですが、話題性もある特技でもあるので、面接官の興味を引くこともできるでしょう。

習い事も同じです。ピアノやダンスなど、子供のころから続けている習い事や、大人になってからであっても10年以上続けているような習い事があるのなら、継続性をアピールしてみましょう。

<記入例>
  • けん玉(けん玉ワールドカップに出場経験あり。8位入賞でした。10年以上続けています。)
  • ピアノ(6歳のころから続けています。毎日の練習は欠かしません。現在も続けており、ジャンルを問わず様々な曲を練習しています)

スポーツは体力アピール

スポーツと聞くと、一般的には野球やサッカーを思い浮かべます。趣味・特技欄にも「社会人野球」や「週末サッカー」などと書く人もいるようです。

ですが、この2競技だけがスポーツではありません。

マラソンやウォーキングも立派なスポーツです。

社会人になってからマラソンに挑戦するようになった方もいると思いますが、体力や健康、持久力などのアピールになります。

また、マラソン大会に出るためには時間を作って練習が必要となります。そのため、仕事の合間や休みの日など、計画を立てて時間を作ることもあるのではないでしょうか?

この計画性もアピールポイントになります。

ただ、「マラソン」と書くだけでなく、健康的であることや計画性があることをアピールしましょう。

マラソンだけではありません、どの競技でも同じです。

また、グループ競技の場合は、コミュニケーション力や協調性などといった別の能力もアピールできます。

スポーツしか趣味がないのではなく、仕事に生かせる能力を養うことが出来る特技があると考え方を変えましょう。

<記入例>
  • マラソン(地域のマラソン大会などにも出場しています。まだ始めて3年ほどですが、練習時間を取るために1日の行動を計画的に進めることが出来るようになりました。また、走っているおかげか、風邪をひかなくなりました)

意外性は興味の対象

先ほども書いたように、大きな体をした男性がビーズ細工が趣味となると、興味を惹かれます。同様に、一見おとなしそうな女性が空手の有段者と聞けば、その意外性から興味を惹かれます。

人に興味を持ってもらうということも、書類選考を突破するための方法の1つです。

的場浩司さんという俳優が良い例です。強面で硬派な役が多い彼ですが、スイーツが大好きで、地方での撮影などがあるとその土地の有名なスイーツ店をはしごするそうです。

この意外な趣味がテレビで放送されたことで、その日の急上昇ランキングに名前が上がったようですね。

このように、自分にとっては当たり前の趣味が、実は他人から見ると意外性のある趣味で、興味を持ってもらえるきっかけとなることもあるのです。

転職成功のために押えておきたい趣味・特技欄の注意点

嘘は書かない

履歴書や職務経歴書にうそを書くのはタブーです。

それは、趣味・特技でも同じです。

自分には特に趣味も特技もないからと、興味を持ってもらうために、やったこともないようなことを趣味・特技欄に書いても、すぐに嘘だとばれてしまいます。

書類選考が通過できても、面接で簡単に分かってしまいます。特に知識もなく、経験もないことを語ることは出来ません。面接官から質問されても上手く答えることもできません。

当然、面接官には悪印象しか持ってもらえません。

履歴書の嘘 履歴書に嘘を書いたらどうなる?バレる理由と想定される処罰

「特になし」はない

よく、「自分は無趣味だから」という方がいますが、本当にそうでしょうか?

余暇は何もしないで、ただただ惰眠をむさぼっているだけなのでしょうか?それとも無為にテレビを見ているだけなのでしょうか?

部屋の掃除も、洗濯も、食事の支度もせずにコンビニでお弁当を買ってビールや酎ハイで流し込んでいるだけですか?

もし、本当にここにあげたようなことしかしていないのだとしたら、転職活動の前に生活習慣を改めた方が良いかもしれません。

怠惰な人間は、職場には必要とされません。

ですが、このような方の中にも、何かしらの拘りを持っている方もいます。その拘りが時として特技となることもあります。

例えばお酒です。お酒には一家言があって知識も豊富なのであれば、それだけ1つのことに興味を持って勉強できるというとこです。

1つのことを掘り下げて知ろうとする探究心は十分なアピールポイントです。

お酒だけでなく、コーヒー、タバコ、お茶などなんでも良いのです。

「特になし」と書かれた履歴書よりも、何かしら特技が書かれている履歴書の方が目を引きます。また、この趣味・特技欄から得たい情報を得ることが出来ないため、書類選考を突破できない可能性が高くなります。

本当に何も書くことが出来ないのであれば、「特技欄」がない履歴書を探してください。日本法令から出ています。

趣味欄も、アピールを諦めて無難なものを書いておく方が良いでしょう。「特になし」と書くよりは、「読書」「スポーツ観戦」「お笑い」などと書いた方が、あなたの人となりが少しは見えてきます。

最後に

趣味・特技欄は、採用担当者に自分を知ってもらうためにはとても重要な項目であることが理解して頂けたでしょうか?

採用担当者は趣味・特技から、あなたの人となりを知ろうとしています。また、募集職種を行うために必要な能力やスキルがあるのかも、同時に見ています。

採用担当者がどう思うのか、何を考えるのかといった俯瞰的な目線で、自分の趣味・特技を分析してみましょう。

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