楽天への転職ってどうなの?転職(中途採用)前に知っておきたい情報まとめ

楽天への転職

「楽天」の名を知らない人はいないでしょう。日本国内のIT企業のなかで、最大手のひとつである楽天は、転職希望者の間でも根強い人気があります。

転職先として楽天が高い人気を誇っているのは、知名度の高さのためだけではありません。

近年ずっと右肩上がりで業績を伸ばすなど、高い企業成長率が転職希望者をひきつける大きな理由です。

国内最大級のECモールである楽天市場は順調に収益を上げ続けています。楽天カード会員数も増加傾向が続いているため、楽天市場は今後も成長が見込まれています。後発で参入した、楽天保険や楽天銀行などの金融事業も好調です。

こうした安定した収益率の高さに、転職希望者が強い魅力を感じるのは当然だともいえます。

楽天に興味のある人のために、今回は転職成功のコツをまとめました。

楽天はこんな事業を行っている会社

楽天は多角的な経営を行っている企業です。「エコシステム」と名づけられた、楽天の事業内容をみていきましょう。

インターネットサービス

楽天のインターネットサービスは、幅広い収入源をもつことが特徴です。

広告収入だけでなく、ECサイトの楽天市場から大きな収益をこの企業は得ています。

またポータルサイト、デジタルコンテンツサイト、旅行の予約ができる楽天トラベルなどからの収益も、こちらのインターネットサービス事業の収入に含まれます。

とくにEC分野での成長が著しく、近年は海外へも事業展開を開始しました。

フィンテック(Fintech)

楽天はフィンテック事業でも大きな成功を収めています。フィンテック(Fintech)は、金融を意味するfinancialと技術を意味するTechnologyを合わせた用語です。おもに、先端技術を使う革新的な金融事業という意味でこの言葉は使われます。

フィンテック分野での楽天のおもな事業は、楽天証券、楽天銀行、そして楽天カードなどです。IT技術を駆使して、楽天の金融事業は大きな発展をみせています。

楽天の社風と特徴

楽天の社風をひと言であらわすと「スピード」につきます。

つねに変化し、広がりをみせる事業に対応するために、社員にはスピード感をもって仕事をすることが求められるといっていいでしょう。

また「数字のコミット」を社員に求めることも楽天の大きな特徴です。目標を数字で掲げ、それを期日までにスピードをあげ達成できる社員を、楽天は求めています。

どの部署の社員にとっても必要とされる資質ですが、とくに営業担当者には数字へのコミット力が強く求められます。

楽天への転職のポイントと採用基準

楽天への転職はかなり難しいといえます。中途採用だけでなく、新卒採用であっても簡単に入社できる企業ではありません。応募者数が非常に多いだけでなく、採用基準が厳しいこともこうした理由としてあげられます。

転職の場合は、とくに経験が重視されます。

未経験の職種ではキャリア採用は受付られません。最低でも3年から5年程度の実務経験が求められます。これはエンジニア職でも総合職でも同じです。とくにエンジニア職では、プログラミング言語を使う開発ができることが必要とされます。

いきなり試験を受けても、楽天に中途採用される確率は低いでしょう。まずは希望職種を決め、そのために必要な実務経験をじっくりと積むことが大切です。

エンジニア職での採用を目指すのであれば、現在の職場で開発の技術をしっかりと身につけることです。

いちから学ぶ場合は、プログラミングスクールに通うなどの準備期間が必要でしょう。

またグローバル企業である楽天では、すべての職種で英語能力が求められます。転職をめざすのであれば、英語力を磨くことも忘れてはいけません。

求められる社員像

楽天で求められているのは、入社して世の中を変革したいと願っている、そして仕事を通して自分も成長していきたいと強く思っている人です。受け身で、現状維持にしか興味のない人には、楽天の社員になることは厳しいかもしれません。

楽天では、「人々と社会をエンパワーメントする」ことを企業理念として掲げています。一大企業であることに甘んじず、つねに新しい目標に向かって進化し、運営を拡大させることを楽天は目指しているといっていいでしょう。

こうした企業理念をよく理解し、それを日々実践できるパワフルな社員像がこの会社では求められています。

社内は実力主義、採用は専門職がほとんど

楽天で採用されるのはほとんどが専門職の社員です。それぞれがプロフェッショナルであるとみなされるため、社内には実力主義の気風が漂っています。給与や昇給なども、功績によって決まります。

グループを組んでプロジェクトに取り組むこともありますが、同僚がライバルであることに変わりはありません。仕事の上では協力関係にあっても、潜在的には競争がいつも繰り広げられています。

新卒で採用された社員も例外ではありません。研修期間中はいろいろと助けてもらえるものの、そのあとは他の社員と同じく実力主義の職場環境で働くことになります。

グローバル企業らしく社内共用語は英語

世界中にグローバル展開している楽天では、各国から優秀な人材が集められています。

採用時にも国籍はとくに問われません。日本国内の本社や支店であっても、外国人の社員がごくふつうに働いています。

こうした社内環境のため、楽天の社内共用語は英語と定められています。楽天で働くには、ビジネス英会話ができるレベル、TOEICなら800点がとれるレベルの英語力が必要です。

欧米諸国をはじめ、中国や台湾などの支社とも英語で連絡を取り合うため、かなりの英語力が社員には求められます。

英語力を鍛えるプログラムも社員向けに用意されています。ですができれば入社前から、ある程度はハイレベルな英語力を身につけておくほうがいいでしょう。最低でも、採用基準を満たせるだけの英語力は必要となります。

スピードとクオリティが業務において求められる

どの部署であっても、楽天が社員に求めるのは業務のスピードとクオリティの高さです。

グローバル企業として成長を続ける楽天は、つねに激しい競争のなかにあります。そのため社員には、非常にハイレベルな仕事が要求されます。それが業務を行ううえでの、スピードとクオリティの両立です。

迅速に仕事を達成することにばかり気を取られて、質が低下しては意味がありません。逆に仕事の質をあげたいばかりに、いつまでも時間がかかるようでは作業効率が悪すぎます。

ユーザーを満足させ、他企業との競争に勝つために、ハイクオリティな仕事をスピーディに達成する能力が楽天の社員には必要です。

採用基準がTOEIC800点以上だという噂は本当か?

楽天の採用基準についての噂のひとつに、「TOEIC800点以上」が求められるというものがあります。この噂は、ある程度は本当です。

実際には、TOEIC800点以上に達していなくても、楽天で働くことのできる人もいます。ですがこうした場合は契約社員としての採用にとどまります。

正社員との待遇の差はもちろん大きく、契約社員のうちは社員食堂が使えないケースもあるようです。

英語力の基準をこのように厳しく設けているのは、楽天がグローバル企業だからです。外国人の社員も多いため、社内では英語は共用語に定められています。

楽天のなかで円滑に業務を行うには、ハイレベルな英語力は不可欠だといえるでしょう。

楽天での採用情報

楽天への転職を考えている人向けに、現在募集されている職種をあげておきます。

営業とコンサルタント職

楽天グループ内での事業の営業とコンサルタント業務を行う職種です。

企業、施設、事業者、官公庁などを対象に、新規事業の提案や企画提案などの営業業務を行う人材です。配属されるポジションによって、具体的な事業内容は変わります。

アプリケーションエンジニア職

楽天グループのなかで、各社のアプリケーションの改善や更新を担当します。重要な業務として、テストアプリケーションやアーキテクチャーの企画、開発、設計、テスト、デバック、実装などがあります。

総務、人事、コーポレートコミュニケーション職

楽天グループ内での、総務、人事部門を担当します。円滑なビジネスのため、社員を労務や採用などの側面からバックアップする業務です。

近年では事業をよりグローバル化させる方針がとられています。これを支援するために、コーポレートコミュニケーション職の人材が求められています。

楽天グループ内の福利厚生

楽天内での社員向けのおもな福利厚生をあげておきます。

いつでも無料で使えるカフェテリア

楽天の福利厚生のなかでも有名なのが、無料で使えるカフェテリアです。社員であれば、朝昼晩を問わずこれを利用できるシステムです。

たいていの企業でも社員食堂が設けられていますが、有料である場合が多いです。社員向けに無料サービスを行っているのは、楽天の大きな特徴です。

フィットネスジム

楽天では、社内に社員向けのフィットネスジムを完備しています。有料ではありますが、外へ出かけずにエクササイズができるのは社員にとって大きなメリットです。

社員の健康維持と健康管理を重視する楽天らしい福利厚生設備です。

マッサージルームと鍼サロン

楽天の社内には、社員向けのマッサージルームと鍼サロンがあります。

肩こりや腰痛などは、エンジニアにはつきものです。こうした不調を改善させ、仕事の効率をアップさせたいという企業の配慮が感じられる施設です。

社内託児所

楽天では、社内に託児所を完備しています。女性は育児休暇もとれますし、復職後はこの設備を使って通勤することも可能です。

女性社員にも十分に配慮する企業であることが、この福利厚生からもわかります。

楽天の社風や環境

社風について

楽天の社風を作っているのは、創業者である三木谷氏です。三木谷氏の方針でもある「スピード」と「数字へのコミット」は、そのまま楽天の社風でもあります。

楽天はオーナー企業であるため、トップダウンの傾向が強くあらわれるのは避けられません。

外国人とのコミュニケーションが得意で、貪欲にスピーディに仕事をこなしていく人には、楽天は居心地のいい会社です。

ですが三木谷イズムが性格上馴染まない人には、楽天は仕事をしにくい場かもしれません。たとえば楽天市場の出店案内を行う営業担当者などには、とても厳しい数字ノルマが課せられます。

有能であることはもちろん必要ですが、社風に合うかどうかが働くうえでとても重要になるのが楽天だといえます。

教育制度

楽天では、社員向けの教育制度がとても充実しています。会社が用意した制度もたくさんありますが、自主的に学びたいという社員のためにも援助を惜しまない企業です。

フィンテックカンファレンスは社員に金融事業のノウハウを学ばせる場です。国内外から専門家を招き、最先端の金融事情やトレンドを知ることができます。

それに対しテクノロジーカンファレンスは、楽天のエンジニアがイベント感覚で始めた勉強会が元になっています。さまざまな部門のエンジニアが意見交換をし、イノベーションについて知識を深め合う場です。

労働時間

楽天社員の労働時間は平均的です。ふつうは20時あたりには帰宅できます。IT企業やEコマース企業の社員の労働時間としては、これはけっして長いとはいえないでしょう。

ただある程度の残業はあるので、役所の公務員のように17時に会社を出れるということはありません。

楽天への転職を成功させるためのポイント

難関ともいえる楽天へ転職するには、プロによる指導をうけることが近道です。ぜひ転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントをお勧めするおもな理由は3つあります。

  • ターゲットの企業や業界向けの対策をしてもらえる(職歴経歴書の書き方や面接指導など)
  • 一般には非公開の求人情報を教えてもらえる可能性がある
  • 自分ではやりにくい、年収交渉などをしてもらえる

ターゲット企業や業界向けの対策ができる

多くの転職希望者を企業に紹介してきたエージェントには、さまざまな企業や業界の選考についての情報が蓄えられています。これらを活用できれば、採用選考が大いに有利になることはまちがいないでしょう。

どのような企業が過去にどんな選考をしたのか、どんな質問を面接で出したのか、採用された人と落ちた人との差はなんだったのかなどを、転職エージェントの担当者は知りぬいています。

とくに大手の転職エージェントでは、膨大なデータをもっているといえます。

これらのデータをもとに、求職者1人ひとりに合わせた選考対策を、転職エージェントの担当者が考えてくれます。

職務経歴書の書き方から始まり、面接で志望動機を述べるときのコツ、好まれる回答などを求職者は指導してもらえるのです。

会社によっては、面接官の名前や性格などの情報を教えてもらえることもあります。希望すれば、模擬面接を行ってもらうことも可能です。

一般非公開の求人を教えてもらえることもある

大手の転職エージェントなら、楽天の非公開求人情報をもっていることもあります。公式サイトのなかに気に入った情報がなくても、転職エージェントへ一度ご相談ください。

一般に公開されている求人情報は、じつは全体のほんの一部です。転職エージェントは企業との独自パイプを作っているので、楽天からの非公開の求人情報を得ていることもありえます。

スキルの高い方から相談を受けた場合には、転職エージェントが企業へ「こんな優秀な人材がいます」と営業をかけることもあります。

非公開の求人がなくても、十分なキャリアやスキルのある人には転職エージェントがチャンスをご用意できることもあるのです。

待遇や年収アップの交渉を代行してくれる

転職エージェントを通して採用試験を受けていれば、エージェント担当者が年収などについての交渉を代行します。採用の可否はまずエージェントへ通知されるので、そこで担当者がすかさず交渉をしてくれます。

採用された場合の待遇、とくに年収については、求職者自身ではなかなか交渉しにくいものです。言い出しにくい話題であることに加え、個人で応募した人には交渉するタイミングもふつうはわかりません。なんの交渉もできないうちに入社同意書にサインをしてしまうこともあるのです。

年収交渉のタイミングを外さないためにも、転職エージェントを活用するほうが安心です。

楽天へ転職したい人へお勧めの転職エージェント

転職先としての楽天はかなりの難関です。知名度があるだけでなく業績もいいため、多くの転職希望者が楽天を候補として考えています。ここを選ぶなら、かなりの倍率の競争を勝ち抜く覚悟が必要です。

楽天で採用を勝ち取るには、転職エージェントの活用をお勧めします。

転職エージェントにはキャリアコンサルタントがいます。楽天のような大手企業への転職には、キャリアコンサルタントのアドバイスが大きな助けとなるはずです。

登録すれば、自分担当のコンサルタントをつけてもらうことができます。こうした転職のプロといっしょに転職情報を吟味し、対策をじっくりと練りましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、数ある転職エージェントのなかの最大手です。ここがもつ転職ノウハウは膨大で、他のエージェントに追随を許さないほどだといっていいでしょう。

リクルートエージェントが抱える求人数は非常に多く、数多の選択肢のなかから自分にふさわしい転職先を探すことができます。

ベテランのキャリアコンサルタントが担当してくれるので、ターゲット企業を絞るときにも不安がありません。

楽天もいいけれどほかの企業も視野にいれたい人や、熟練のキャリアコンサルタントの助言がほしい人などは、リクルートエージェントを外すべきではありません。幅広い転職情報を入手するためにも、まずはこちらに登録しましょう。

リクルートエージェント リクルートエージェントの評判からみた特徴や弱点、登録方法を解説

JACリクルートメント

JACリクルートエージェント

JACリクルートメントは、ハイクラスな求人情報を多く扱っている転職エージェントです。楽天のような大企業への転職を狙うのであれば、こうした分野で実績のあるJACリクルートメントを利用するのがお勧めです。

JACリクルートメントでは、グローバル企業向けの人材やエンジニアなどの技術職の方の転職を数多く成功させています。

まとめ 楽天への転職を成功させるには

楽天は、知名度が高いだけでなく、飛躍的な成長を毎年のように遂げている有名企業です。楽天の選考に応募するのであれば、激しい競争を勝ち抜く覚悟と準備が必要になります。

個人で準備するよりも、転職エージェントを活用して転職を有利に進めるほうがいいでしょう。

ただし個人で努力しなければいけないことがあるのも事実です。とくに英語力などは、自分の力で磨くしかありません。

正社員を目指すのであれば、採用条件を満たせるようにTOEICスコア800点をとれるように努力しましょう。

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