転職の際の履歴書の写真を撮るときのコツ

転職の履歴書の写真

「人の印象は見た目が9割」という話を聞いたことはありませんか?この印象は、写真も同じです。

履歴書には写真を貼るスペースがあります。実は、ここに大きな落とし穴があるのですが、殆どの方がその事実に気が付いていません。

スーツを着て写した写真なら、何でも良いと考えているのであれば大間違いなのです。

ここでは、採用担当者に好印象を与える写真の撮り方と、意外と知られていないこの写真に関する様々なルールについて説明します。

履歴書用の写真を撮るときに気を付けたいこと

どのような服装で写真を撮ればいいのか?

以前、パートの応募書類の中に普段着で映っている写真が貼られているのを見たことがあります。

例えパートであっても、そこが一般企業であるなら当然スーツです。

男性でも、職種によってはスーツ姿で映っていない写真が貼られた書類を送ってくる方がいますが、どのような職種であっても基本はスーツです。

そこで、男性と女性それぞれの、服装や髪形について説明します。

男女共通のこと

Ø  髪型
  • 髪の毛で目や顔を隠さない
  • 長い髪は後ろでひとまとめに
  • 寝癖、ハネがないように
  • 帽子はかぶらない
Ø  服装
  • 清潔感を意識
  • スーツは黒、紺、グレーなどの濃いめの色
  • インナーは白

男性が気を付けること

  • ネクタイの歪み
  • 眼鏡の汚れ
  • 荒れた唇

女性が気を付けること

  • 胸が開きすぎた服はNG
  • 厚化粧はNG
  • 華美なアクセサリーもNG

男女ともに「清潔感」が大切です。また、派手にならないことも重要です。企業は派手さを求めていません。

例えば男性のネクタイです。派手なネクタイではなく無地やストライプのシンプルなものの方が好感をもたれます。

女性のお化粧もそうです。派手なお化粧の女性は、いくら能力が高くてもその派手さで敬遠されてしまうこともあります。

女性だけじゃない!メイクのPoint

若い男性の場合、肌の手入れをしっかりしている方も少なくありません。そのため、写真に写ったときにもクマがあったり、肌が荒れていたりといった相手に悪印象を与えるようなことは少ないようです。

ですが、「男が化粧なんて!」と思っている男性の場合は、肌のお手入れをしません。そのため、肌が荒れていたり、唇が荒れていたり、目の下にクマが有ったりしても気にしません。結果としてはあまり良い印象を与える写真を撮ることが出来ません。

ポイントは、「清潔感」「健康的」です。

  • 目の下のクマは、コンシーラーでカバー
  • 顔色はファンデーションで隠す
  • アイシャドウは付けすぎない、明るい色で清潔感
  • 眉毛は整える
  • 唇は明るく派手すぎず
  • 荒れた唇にはリップクリーム
  • チークで健康的に
  • 顔のテカりは油取り紙で抑える

姿勢と表情が印象を左右する

口角が下がった顔よりも、口角が上がっている顔の方が相手に良い印象を与えます。特に男性の場合は、真面目な顔をすると口角が下がってしまうので、気をつけましょう。

背筋を伸ばし、猫背にならないようにします。耳と肩の位置が一直線に揃っているようなイメージですので、前もって鏡をみながら研究してみると良いでしょう。表情も前もって研究してみてください。

写真館であればある程度の姿勢や首の方向きを撮影前に修正してもらえます。

写真はどこで取ればいいのか?

最近では、自分でデジカメ撮影をしたものを加工して印刷したものを履歴書に貼る方もいるようです。

また、履歴書もパソコンで撮影するので、写真もデータ上で貼り付けて印刷をしている方もいます。

どの方法が一番いいのでしょうか?それぞれのメリットデメリットを考えてみましょう。

自分で撮影した場合

最近のデジカメの性能を考えれば、自分で撮った写真でも十分に利用できるかもしれません。ですが、よく考えてください。

写真館にあるような、無地の背景はありますか?写真撮影の際の背景は、白・ブルー・グレーの3色から選んで撮影をします。

自分が来ているスーツの色と合わせて、スールがぼけた印象にならないような背景色を選んで撮影が出来るでしょうか?

また、照明もそうです。家庭用の照明で全体を明るく撮ることが出来るのでしょうか?

後からパソコンで加工をするのなら、その分手間がかかってしまいますよね。それに、反って印象が悪くなってしまう可能性もあります。

何より、履歴書は写真を貼るのが常識で、パソコンの中で一緒にデータとして取り込み、A4のコピー紙に印刷した写真は、印刷によってはぼけた状態になります。白黒印刷であれば、尚更です。明暗の濃淡によっては、極悪な表情にも見えてしまいます。

簡単で安価にできるというメリットはありますが、デメリットの方が多いのでお勧めできません。また、自分で撮ったスナップ写真を履歴書に貼るのも、非常識な行動です。履歴書の写真は証明写真です。

スピード写真で撮影するコツ

撮影のコツさえつかめば、実はスピード写真でも問題はありません。

ですが、撮り直しにはお金がかかるといったデメリットがあります。

デジカメ撮影などとは違い、印刷前に撮影されたデータを確認することが出来ません。そのため、出てきた写真を見てがっかりすることもあります。

そこで、スピード写真で撮影する時のポイントをお教えします。

シャツは白、スーツは黒

スピード写真は証明が弱く、淡い色のスーツだと写真にメリハリが無くなります。

ボックスに入ったらカーテンを閉める

外から光が入らないように、カーテンはしっかりと閉めます。

荷物は自分の後ろや横に置く

荷物は、撮影の邪魔にならない位置に置きます。機種によっては、足元にストロボが内蔵されていることもあります。

ガラスをきれいにする

ガラスは、前に使った方などが触っている可能性があります。指紋や皮脂などの汚れ、埃が付いていると、時として映り込んでしまうこともあります。そのため、撮影前にガラス面をきれいにします。

白いハンカチを膝の上に置く

スピード写真の場合、照明が暗いので、顔を明るく移すために膝に白いハンカチを置いて明るさを足します。

よく、女性タレントなどが行っているので、知っている方も多いと思います。レフ板代わりとして白いものを膝の上に置いて光を反射させます。白いものであればハンカチ以外のものでも構いません。

椅子を高めに設定

撮影の時に、レンズを見上げるとあごを上げた状態で撮影すると不遜なイメージを相手に与えてしまうことがあります。

また、膝の上の白いハンカチの効果がうまく顔に届かず、顔に影を作ってしまうかもしれません。その陰によっては、更に印象が悪くなります。

椅子の高さは、椅子に座った時にレンズを見下ろすくらいの高さにします。これなら自然にあごを引いた状態で撮影が出来ますので、良い表情で写ることが出来ます。

背景色が選べるなら、白・ブルー・グレーから選択

最近では背景色を選択できる機械もあるようです。もし、選択できるのであれば3色から選びましょう。

出来上がった写真を白黒でコピー

企業によっては、採用の面接官が複数人いることがあります。その場合、応募書類を人数分コピーして配布されます。この時、写真も一緒に白黒でコピーされます。

自分の身分証などについている写真をコピーしたことがあれば、わかるかもしれませんが、コピー濃度を淡くしないと顔が黒く塗りつぶされて、誰だかわからなくなります。

普通のコピーで黒く塗りつぶされているなら、照明を明るくして撮り直してください。

写真館で撮影した場合

一番お勧めするのは、写真館です。

写真館であれば、照明の心配も背景の心配もいりません。プロのカメラマンであれば、あなたのスーツの色に合わせて背景色を選んでくれます。

また、撮影する時に顔の向きや目線などを修正してくれます。できるだけ良い表情で、良い条件で撮影してくれますので、安心して任せることが出来ます。

また、最近ではネガではなくデータをCDなどのメディアに入れてくれますので、就職が決まるまで何度でも同じデータで写真を印刷できます。

それに、デジカメ撮影であれば印刷前に見直しが出来ます。2,3度撮影した後に見比べて、自分が気に入ったものを印刷してもらえます。

お店によってはその場でデータ修正などを行ってくれるところもあるようです。目の下のクマを消したり、全体を明るくしたりなど、簡単なことですが、その些細な修正で印象を変えることもできるので、ありがたいサービスです。

以上のことから、証明写真は写真館で撮影するのが一番良いということがわかります。

この記事を読んでいる皆さんは当然、プリクラを貼るなんて非常識なことはしませんよね。

背景色は何を選べば良い?

背景色は、白・ブルー・淡いグレーから選ぶことが出来る写真館が増えているようです。

選ぶ色によっても印象が変わります。

<ブルーの場合>

昔からよくあるのが、このブルーです。ブルーは顔色がよく見える効果があるので、背景色として一番使われています。

<白の場合>

白は、清潔感を表すのには適しています。ですが、色白の女性や白いブラウスの場合は、ぼやけた印象を与えてしまうこともあります。

<淡いグレー>

白の代わりに選ぶと、白っぽい服装や顔がぼけずに、清潔感や落ち着いたイメージを与えることが出来ます。

履歴書写真のを貼るときの注意点

撮影した写真は、既定のサイズにカットします。写真館ではカットしてもらえますが、スピード写真は自分でカットします。歪まないように、正しいサイズで切ってください。

写真の裏には、必ず自分の名前をフルネームで書いておきます。剥がれないようにしっかりと貼らなければいけませんが、使った糊によって剥がれてしまうこともあります。

1通だけであれば採用担当者も困りませんが、複数の応募書類から写真が剥がれていたら、どの写真が誰なのか分からなくなってしまいます。

たかが写真、されど写真です。写真1つで自分の人生が変わるのだと理解しましょう。

最後に、写真を貼らないという選択肢はありません。パソコンで作成した履歴書でも写真はしっかりと貼りましょう。

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