【医療事務を辞めたい】辛い・辞めたいと思う原因と対処法・おすすめの転職先を徹底解説

医療事務を辞めたい

医療事務として働いていく中で、「もう医療事務を辞めようかな」と思っていませんか?

興味のあった医療分野の仕事に就けたにも関わらず、次第に辞めたくなる心境になる人は、決して少なくありません。それは業務を始めたばかりの新人のみならず、長年経験しているベテランでも同じなのです。

では一体なぜ、そういった心境になってしまうのでしょうか。今回は、医療事務を辞めたくなる理由やその対処法をご紹介します。

少しでも思い当たる方の参考になれば幸いです。

医療事務の辛いこと

医療事務と聞けば、多くの人は以下のようなイメージを抱くと思います。

  • 医療分野で働ける
  • 事務仕事だから楽そう
  • 残業も多くなく、定時で帰れそう
  • ワークライフバランスが重視できそう
  • ただの一般事務より需要がありそう

多くは良いイメージなのですが、実際にはとても大変な職業なのです。以下で詳しくご紹介します。

業務内容が多岐に渡る

医療事務は、主に「受付」「会計」「診療報酬請求」といった仕事があります。これらは決して楽ではありません。

「受付」の外来業務においては、高齢社会である近年、毎日多くの患者さんが来院します。総合病院ともなれば、その数は何百、何千にも及ぶでしょう。

全ての患者さんの受付から会計まで、医療事務はこなさなければなりません。中には患者さんのクレーム対応も含まれていますから、とても大変です。

それ以外にも、医療に関わる他の職業との橋渡し、外来開始前の準備や掃除、外来受付後のカルテの整理や管理などがあり、業務内容は幅が広いです。

コミュニケーション能力も重要視される

医療事務の仕事は、事務作業だけではありません。コミュニケーション能力も問われる職業です。

医師や看護師と関わることが多く、彼らの橋渡し的存在にもなります。人の生命に関わりますから、上手にコミュニケーションしていく必要があります。ですが医師や看護師と触れていくうち、「言葉がきつい」「怖い」「態度が横柄」と悩むことも少ないないようです。

資格を取れば一生安泰ではない

医療事務は、資格を取得して就職すれば、それで勉強が終わるわけではありません。医療事務資格は、あくまでも民間資格。就職の際の手助けになるだけです。実際の業務では、難しい医療用語や診療報酬請求、保険診療といった専門知識も学ばなければなりません。

医療分野も日進月歩。その変化に合わせて、常に勉強していく必要があります。特に医療にかかる費用や保険請求方法は、常に新しい方式を学んでおくと良いでしょう。2年に一度ある診療報酬改定にも、きちんと対応するように勉強しておくと安心です。

医療事務を辞めたくなる理由とは?

上記のように、一般事務と比較すれば、医療事務は大変な職業であると言えるでしょう。また、医療分野の特殊な仕事でもあります。そのため以下のように、辞めたいと思う理由もさまざまです。

女社会に耐えられなくなった

医療事務の男女比率は、1:9。以前と比較すれば男性の数も増えましたが、それでもまだまだ女性の比率が高いです。それゆえ、人間関係に悩む人も多いです。

中には、どの職場にも必ず一人はいる「お局」に目をつけられて疲弊する人もいます。特に新人が周りから評価されるほど、お局様のターゲットにされる可能性も高くなります。陰湿ないじめや嫌味に耐えきれず、ストレスがたまる人も多いです。

医療事務内の関係だけではなく、看護師との関係もあります。特に看護師から下に見られ、そっけない態度を取られてしまうケースが多いようです。女性社会では、誰かを標的にしてストレスを解消したり、暗黙の上下関係が存在しています。

こうした同性同士の人間関係でこじれると、男性の場合であれば「仕事は仕事」と割り切れやすいかもしれません。しかし女性の場合、まるで人間性を否定されたように感じやすいです。女性同士の人間関係ストレスは、とても大きなものなのです。

業務が多忙すぎた

医療事務の仕事=デスクワーク、だけではありません。上記で紹介したように、業務内容が多岐に渡りますし、コミュニケーション能力も必要となります。

業務に関しては、医療事務特有の業務である「診療報酬請求」、いわゆるレセプト業務があります。毎月行われる保険請求であり、診察終了後に行います。

患者さん一人ひとりのレセプトを作るのでその作業数は多く、月末になると残業も多くなるでしょう。何よりも、ミスは許されません。何度も確認しながら丁寧に行うため、時間もかかりやすいです。

また、患者さんとの関わりも多いです。診察にみえる患者さんの受付・会計だけではありません。時には、医師や看護師の代わりに、クレーム対応を受けることも多々あります。

仕事の変化や知識の多さについていけなくなった

医療事務の仕事は多忙である以外にも、業務内容が特殊でもあります。資料作成などの作り方の方針が変わることや、新たなやり方や変更になることも多くあります。仕事を覚え始める頃なら、すぐに覚えられるでしょう。

しかし一度覚えてしまった業務内容を変更することは、一苦労です。新しい方針を覚えながら、仕事を丁寧にかつ迅速に終わらせる必要があるからです。
こうした変更についていけず、頭が混乱してミスが多発し、嫌になって辞めてしまう人も多くいるのです。

また医療分野ですから、専門知識も覚えていかなければなりません。上記のように医療事務は多忙ですから、仕事をこなしつつ、分からないことを調べていくのも一苦労でしょう。

最初のうちは分からない事も多く、作業が遅くなりがちです。先輩や患者さんから怒られてパニックになる人も多いです。それで嫌になり、やる気がなくなっていきます。

医療事務の待遇が悪い

医療事務の平均の年収は、180万円~350万円ほど。決して高い給料ではありません。それゆえ、転職を考える人も多いのではないでしょうか。

給料が低いからといって、仕事内容は決して楽ではありません。むしろ責任が重く、少しのミスも許されないのです。医療事務は、お金の管理もありますし、患者さんと最初に接する重要なポディションです。

ミスが発生すれば、クレームの原因にもなりますし、生命に関わることであれば重大な問題になります。

忙しい業務の中で、ミスのないように一つ一つ確認しながら、集中して仕事をする。この重圧に耐えられなくなって、一般の事務職に転職する人も多いです。

医療事務を辞めたいときの対処法は?

せっかく目指してきた医療事務の仕事が嫌になってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?

対処法を以下に記載しましたので、参考にしてみてください。

職場を変えてみる

人間関係のストレスが一番の原因なら、職場を変えてみるのも一つの手です。医療事務は医療現場であれば、どこでも転職可能です。

総合病院などの大きな病院で大多数と関わるのが苦手だと感じたのなら、少人数のクリニックへと転職する、といった方法もあるでしょう。今の職場にこだわる必要はないのです。

環境を変え、人間関係をリセットすることで、楽しく働けるようになった例もあります。

診療情報管理士にステップアップする

医療事務の仕事に限界を感じてきたのなら、ステップアップする方法をオススメします。それは「診療情報管理士」です。診療情報管理士とは、「診療のデータや情報を加工・分析・編集して活用することにより、医療の安全管理や質の向上、および病院の経営管理に貢献する」お仕事になります。

医療事務の主な仕事は、レセプト業務です。簡単に言えば「医師や看護師の医療行為に対する報酬を計算して請求する」仕事になります。つまり会計業務に関することであり、医療行為ではありません。
一方の診療情報管理士は、医療の安全と質の向上に関わることができます。スーパー医療事務、と言ってもいいでしょう。

診療情報管理士の資格は、通信教育と6日間のスクーリング、それから専用試験に合格すれば取得することが可能です。仕事をしながら無理なく取得できる資格でしょう。

他業種へと転職する

他の職場への転職、新しい資格を取得してのステップアップ。これらを試しても、上手くいかない人はどうすればいいのでしょうか?

転職しても、同じような人間関係でまた悩む可能性もゼロではありません。

資格取得に関しても、時間やお金がかかりますから、余裕がない人には厳しいでしょう。

「医療事務の仕事が、根本的に嫌になった…」
「別の業種へと転職したい気持ちが日々募って、辛い」

そんな人への根本的解決は、「他業種への転職」です。

悩むよりも、まずは一度キャリアアドバイザーに相談してみましょう。

マイナビエージェント」は、応募前のカウンセリングから、応募書類の準備や面接対策まで、親切丁寧なサポートを受けることが出来る転職エージェントです。

さらに大手上場企業から、人気のあるベンチャー企業、隠れた優良企業まで、幅の広い企業を紹介してもらえます。特に20代から30代までのサポートに実績があります。

医療事務にどうしても不満がある人は、他の業界や企業を知ってみるのも、一つの手でしょう。

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医療事務が他業種に転職するのに適した職種は?

医療事務が他の業種へと転職するなら、どの職が適しているのでしょうか?

一般事務

医療事務経験者の転職先で多いのが、一般事務です。医療事務では、事務仕事全般をこなしますから、一般事務でもその経験を活かすことが可能だからです。

一般事務ではそこまで責任が重くありませんし、オフィスの中で落ち着いて作業することができます。また定時帰りも多く、時間の確保も容易です。さらに医療事務よりも給与が上がることも多いです。パソコン作業に慣れている人なら、更に優位でしょう。

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オフィスワーク全般

医療事務での培った経験は、オフィスの仕事全般に活かすことが可能です。それは一般事務だけではなく、営業事務・総合職など、あらゆる分野で活躍できます。オフィス内仕事なら仕事に集中できますし、なによりも男女比に大きな偏りがないので、人間関係で悩む心配も少ないでしょう。

オフィスワークの経験さえあれば、色んな職場で活躍できますから、転職先を広く探して見るのも良いでしょう。

受付業務

医療事務の仕事で経験した窓口業務を活かし、企業の受付などに転職するのも一つの手です。医療事務での経験が認められ、採用されやすいでしょう。

さらにパソコン入力作業もありますから、パソコン作業に慣れているなら、なおさら有利です。また社会常識のビジネスマナーも同時に身につきますから、オススメですよ。

まとめ

医療事務の仕事にストレスや限界を感じ、続けるのが苦痛になったあなた。

まずは、「医療事務の仕事以外にも、活躍できる職場がある」ことを知ってください。

医療事務業界の人は、外部の人との交流が少ないため、井の中の蛙状態になりやすいです。勇気を出して一歩外に踏み出せば、そこにはまだまだ活躍できる場がたくさんあります。改めて、一度考えてみるのもいいでしょう。

  • いつでも辞めても良い
  • 今後の人生は自由に選択できるんだ

と割り切りましょう。周囲の目を気にしたり、上司をおだてたりしすぎる必要はありません。

自分の人生が第一です。広い視野を持って、今後のキャリアプランを考えてくださいね。

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