医療事務に向いている人ってどんな人?性格や特徴を紹介

医療事務の仕事に向いている性格

「医療事務に興味があるけど、自分に向いているのかな…?」

と気になる人も多いでしょう。

医療事務に限った話ではありませんが、誰にでも得手不得手があります。自分の得意分野が活かせるなら、仕事でも活躍できることでしょう。

では医療事務に向いている人とは、一体どんな人でしょうか。求められる性格を、以下で詳しく解説していきます。

医療事務に向いている人とは?

几帳面な人

几帳面な人とは、「整理整頓がきちんとできる人」を指します。

医療事務では、個人情報といった重要なデータを扱います。重要な情報が書かれている書類の扱いが雑だと、最悪の場合、機密情報や個人情報の漏洩にもつながります。重大な問題に繋がりますし、先輩やお偉い人たちからのお叱りも相当でしょう。

ですから、きちんと書類の管理や整理ができる人が重宝されます。実際に、几帳面である人ほど、重要なポジションに就いていることも多いです。

実際に医療事務の現場でも几帳面な人が目立ちます。その分、先輩から細かいことでいちいち注意される、なんてこともあるかもしれません。それは目をつぶるしかありませんね。

他人の気持ちが理解できる人

医療事務は、病院や診療所の窓口を担当します。体に何かしらの病気や不調で不安を抱えている患者さんと、一番始めに接することになります。人間は不安な状態なときこそ、他人の冷たい態度というのが気になります。ですから、窓口担当である医療事務は、患者さんに対して適切な対応を心がける必要があります。

「どうしましたか?どこが痛いですか?」

など、親切な対応をすれば、患者さんも安心してもらえるでしょう。

特に気をつけたいのが、窓口業務で不備がないようにすることです。予約が取れていなかった、名前を間違えた、といったミスが発覚すれば、患者さんのストレスも溜まります。

病院や診療所の待ち時間は、思った以上に長いです。具合の悪い中で長時間待たせる患者さんの心理状態は、良くないでしょう。そこにも気を配って、余計な待ち時間を発生させないように窓口業務をこなす必要があります。

迅速かつ丁寧に仕事ができる人

医療事務の仕事は、単に早くこなせばいいだけではありません。迅速かつ丁寧に、的確な仕事が求められます。

最初は仕事に慣れないため、遅いペースになりがちです。しかしミスなく丁寧にこなしていくようにすれば、重宝されるでしょう。

長年の経験者でも、仕事が早いけどミスが多発しやすいものです。ミスは重大な問題に発展することもありますから、的確にこなしていくとベストです。

あまりに遅いと患者さんに迷惑がかかってしまいますが、丁寧にこなしながら、少しずつペースアップしていくと良いです。最終的には、迅速かつ丁寧に仕事ができるように目指していく必要があります。

特にレセプト業務では、請求書期限までに提出しなければなりません。締切がある仕事になりますから、正確かつ迅速な作業が必須です。

数字を扱うのが好きな人

医療事務では、会計業務・レセプト業務などで数字を扱う機会が多いです。毎日数字を見るのは苦手な人は、しんどいでしょう。

私は透析内科で勤務していました。透析患者さんの透析前後の体重を計算するのですが、簡単ではありません。患者さんの衣類や車椅子などといった差を考慮しながら、計算しなけれならないのです。

今後の治療方針にも関わらず重要な作業でしたので、ミスが許されません。誤差があると、診療などに大きな影響があるからです。計算ばかりしていると、頭が混乱してきます。

よほど数字が好きな人でないと、厳しい仕事でしょう。

コンピュータの知識がある人

IT化は医療の分野でも進んでいます。一昔前は手書きで記載していたカルテですが、今や電子カルテが当たり前です。医療機関でのコンピュータ普及率は、8割ほど。

これほど身近になっているコンピュータですので、スキルも必須です。特にレセプト作成業務については、コンピュータ作業がメインです。

といっても難しい知識は必要ありません。基本的な知識さえあれば、問題ありません。コンピュータ作業に苦手を感じて受け付けられない人は、厳しいかもしれませんね。

小さなミスでも気づける人

医療事務の仕事は、ミスが許されません。たとえ小さなミスでも、大きな問題に発展しやすいです。医師や看護師の業務にも関わりますから、大事故になると大変です。ですので、小さなミスでも気づける人は重宝されます。

ちなみに、ミスを最大限に防ぐため、医療事務では基本的にダブルチェックが行われます。採血のスピッツや用紙記入において、一人だけの作業では間違っている可能性が高いからです。

ですが、全ての業務に対してダブルチェックを依頼できるわけではありません。時にはダブルチェックなしで、一人で行わなければならない時もあります。

とくに焦っている場面だと、冷静な判断ができず、ミスをしやすいです。そんなときでも、まずは気持ちを落ち着かせ、ミスをしないように努力出来る人だと、医療事務に向いているといえるでしょう。

患者さんの少しの異変でも気づける人

他人の少しの変化や異変に気づける人は、医療事務に向いています。

私は透析内科に在籍していますが、そこで気をつけているのは、「透析後の患者さんを見送ったら、監視カメラで最後まできちんと見届ける」ことです。

透析処置をされた人は、血液が正常に巡ることにより、血圧が安定できず体調を崩しやすいです。見た目は正常そうでも、数分後に急激に体調が悪化する人も少なくありません。

特に高齢者だとその傾向が強く、透析後は車椅子で帰宅される人も大勢いました。

そのため、透析患者さんをお見送りした後は、監視カメラを見て、きちんと帰宅できているかをチェックします。途中で少しでも異変があれば、すぐにかけつけられるように。

さすがに通常の診療所やクリニックでは、そういった例は少ないかもしれません。ですが、患者さんの少しの異変も察知し、気にかける能力は大事です。

人の生死にも関わる可能性が高いので、慎重に判断し、時には看護師や医師に相談することも重要となります。

チームプレーで作業できる人

医療事務は、チームプレーで行う仕事です。自分ひとりだけで進めると、勝手な判断や思い込みによって、ミスに繋がる可能性もあります。

とくに焦っている状態だと冷静な判断ができず、ミスを誘発しやすいです。それを防ぐためにも、「すみません、ちょっとチェックしてもらえますか」と周りに助けを求められる人だとベストです。

逆に、周りを見て手助けする心配りも大切です。

私の場合、特に新人や下の立場の人がいれば、常に気にかけてあげています。周りの人に頼みづらいがために、一人でしんどい思いを抱えているかもしれないからです。

救いの手を差し伸べてあげれば、その人の助けになりますし、ミスの減少にも繋がります。

調べることが好きな人

医療事務は、仕事の中で覚えることがたくさんあります。考えることや覚えることが苦手な人は、向いていないかもしれません。

一般事務のように、毎日同じような作業を繰り返すことは少ないです。患者さん一人ひとりに合わせた薬を考えて使用量を調べたり、別の病院を紹介するために検索したり…。

なにより、レセプト業務はその仕様が変更されることがしばしばあります。どういう点が変更になったのか、どういう風に対応していけばいいのか、そのたびに調べなければならないのです。

こうした点をきちんと理解しなければ、患者さんや他のスタッフと上手く連携することができません。また、上手に説明できなければ、信頼してもらうことも難しいでしょう。

頼れる医療事務としてきちんと業務をこなすなら、こうした知識の吸収が大事なのです。

前向きで明るい性格の人

医療現場では、人の生死を取り扱います。それゆえに現場は常に張り詰めており、一つのミスも許されない状況が続きます。

そんな医療現場では、小さなミスでもいつまでもクヨクヨせず、常に前向きで取り組める人が求められます。

いつまでも自分の失敗で落ち込んでしまうと、次のミスを引き起こしてしまいます。ミスがあってはならない仕事ですから、気持ちの切り替えが重要です。

「次は失敗しないように頑張ろう!」と前向きな考えを常に持てる人が、医療事務の仕事に向いていると言えます。

実際に、「失敗したら、次はどうすれば同じ失敗をしないだろうか?」と前向きに考えられる人ほど、医療事務で成功しています。自分のミスは認めづらいものですが、前向きな思考があれば、きっと今後も活躍していけるでしょう。

同時に、明るい雰囲気の人は、緊張で張り詰めた医療現場では貴重な存在となれるでしょう。

あまりにも現場の空気が重いと、他のスタッフとのコミュニケーションが上手く取れなくなってしまったり、環境に居づらいと感じてしまいがちです。

そんな空気を和ませてくれるような、ムードメーカー的な存在が一人でも存在すれば、周りのスタッフに安心感を与えることができます。

ちょっとふざけたコミュニケーションを取って場を和ませたり、いたずらして笑いをとってみたり…。何気ないことですが、堅苦しい業務の中では癒やしになることもあります。

筆者も、医療事務の仕事をしている時は、常にいじられキャラのポジションにいました。場を和ませる役割を担っていると自負していたので、特に苦痛には感じませんでした。実際に、「あなたのような明るい存在がいてくれて助かる」と言ってくれて、嬉しかった記憶もありますから。

チャレンジ精神の強い人

初めてのことをするのに、物怖じしてしまう人は多いと思います。上手くいかないがために、他人についつい頼ってしまう…、なんてこともよく聞きます。

しかし医療事務では、物怖じしている暇はありません。咄嗟の判断を迫られることも多々あります。ですから、たとえ自分が経験してこなかったことでも、周りの人たちに尋ねながら行動していくような「チャレンジ精神」が重要なのです。事実、なんでもやろうとチャレンジングな人ほど、周囲からの信頼も厚いです。

だからといって、なんでも引き受けてしまうのも考えものです。疲れだけが溜まり、ダウンしてしまう人も大勢います。

自分のキャパシティを考えつつ、自分を労りながら、仕事をこなせる人が理想ですね。

まとめ

今回は、医療事務に向いている人について、列挙していきました。

上記の項目に、自分の性格が全て当てはまらなくても、問題ありません。医療事務をするにあたって重要なのは、

「医療事務に就きたいという強い気持ち」

ではないでしょうか。

強い意志と目標さえあれば、自然と医療事務の仕事にあった性格になります。それに、たとえ性格が合っていたとしても、途中で辛くて挫折してしまったら意味がありません。

強い意志を持って、医療事務へとチャレンジしてみてくださいね!

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