人事の志望動機の書き方とは?未経験者/経験者別の志望動機の例文も紹介

人事の志望動機の書き方

人事という職種は、必要な人材を採用したり、社員が能力を発揮しやすい環境をつくるのが主な仕事です。

企業で勤務している多くの人たちは、入社前に履歴書などの書類のやりとりや面接、入社後研修といった場面で、人事の人と接点があったと思います。

人とコミュニケーションをとったり、社員のサポート業務にやりがいを感じられたり、職場環境を整える内容に興味があるなら、人事という仕事は向いているといえるでしょう。

もしも人事を目指すなら、その志望動機は決して疎かにしてはいけません。

ここでは、人事職の志望動機の作成ポイントなどを、例文を混じえてご紹介していきます。是非参考にしてみてください。

人事職の志望動機を書く際のポイント

人事職を目指す志望動機を書く上でまず大切なのは、「なぜ人事職を希望するのか」を明確にさせることです。

人事は基本的に、人とか変わっていく仕事です。そして業務内容は多岐に渡り、責任も重いのが特徴です。それを踏まえた上で人事職を希望する理由を言えないと、採用されるのは厳しいといえるでしょう。

「採用に興味があります」「人を評価したいです」「人を見る目に自信があります」といった主観的な理由では、人事の一端しか見えていないと判断されてしまいます。労務・教育といった分野にも関心を持つことも大事です。

「自分は人事職についてその内容を重々承知している。そのうえでこういった理由があるので、人事を希望します」
「社員のキャリアプランや組織の最適化を見据えつつ、双方にとって利益が生じる方法を模索していきたいです」

といった内容を伝えられれば、人事職を目指していることの本気度も同時に伝えることができるでしょう。

人事職が企業の中で重要な役割を果たしていることを理解しながら、自分の能力を活かせる場として貢献できることを、十分にアピールすることが大切なのです。

人事職の志望動機でアピールポイントになるスキル

それでは、人事職を目指す上でアピールするべきスキルをご紹介していきます。

コミュニケーション能力

人事の仕事では、社員とのコミュニケーションが重要です。そのため、コミュニケーションが得意であることをアピールすれば、有利になると言えます。

これまでの職歴でコミュニケーション能力を活かした具体的なエピソードがあれば、積極的に盛り込むようにしましょう。

PCスキル

人事の仕事も、事務職の一つです。ですからパソコンスキルも大事なアピールポイントです。

エクセルやワードといったオフィスソフトの基本知識は大事で、特にパワーポイントに関する知識があれば上出来でしょう。人事職では採用業務を行う際、求職者に向けて自社の紹介をパワーポイントで作成する機会が多いのです。

より良い人材を採用するために、より良いプレゼンテーションを行う必要がありますから、パワーポイントの操作ができれば、会社説明会でも活躍できるでしょう。

労働法などの知識

人事は、就業規則に関する仕事もこなします。ですから、人事職の経験の有無に関わらず、労働法などの法律の基礎知識は最低限知っている必要があります。

たとえば、就業時間によっては割増賃金が発生することや、有給休暇の取得に特別な理由は必要ないこと、など。そうした基礎的な知識だけでも、人事の業務に役立つでしょう。

特に最近では妊娠・育児に関する法律が重視されていますから、それに関する知識をしっかりとつけておくと良いでしょう。

守秘義務

人事は、業務上で知り得た情報を、他に漏らしてはなりません。

人事の業務では、社員の住所や生年月日、健康状態、家族構成や世帯年収まで、さまざまな個人情報が集まります。こうした重要な個人情報は漏らしてはなりませんし、情報を漏洩させるのではないか、と社員を不安にさせる行為も慎まなければなりません。

普段から口数が少なく、無駄に他人を詮索しないような姿勢の人は、人事未経験者でも重宝されるでしょう。

企画力

人事は、事務仕事ばかりではありません。採用に関するイベントや社員の評価制度の立案にも携わっているのです。そのため、新しい企画を立てたり実行する能力があれば、人事として採用されやすいでしょう。

情報収集能力

人事職は、いい人材を採用するために、業界の動向や市況を普段から把握することが求められます。

たとえば、労働に関する法律改正、労働環境に関するニュース、業界の採用状況など。労働環境改善に関する意識と問題意識を持ちながら、常にアンテナを張っておのが良いでしょう。

人事職の志望動機の例文

人事経験者の志望動機の例文

人事職経験者(業界未経験)の例文

私はこれまで、金融業界の総務・人事職として、5年間勤務してきました。

しかしその後、もっと社会の役に立つ仕事をしたいと考えるようになり、介護業界への転職を決意しました。

現在、日本は超高齢化が進んでおり、介護業界のニーズが高まっています。ですから、私は誰もが働きやすいような制度や体制づくりを目指したい、と考えました。

社員の働き方を改善していくことにより、離職率が減り、結果として介護業界全体がよくなっていくのではないかと思いました。

そこで、「10年先の未来を見据えた活動」という貴社の経営理念に共感しました。是非、人事職として、貴社のお力添えをしたい所存です。

人事職経験者(業界経験)の例文

私は前職において、総務と人事を兼任しておりました。

採用事務や勤務管理を主に担当しておりましたが、そのうち、面接や社員教育にももっと携わり、人事としての専門性を高めたいと思うようになりました。

前職でそのことを相談しましたが、希望が通らないと知り、今回の転職に踏み切りました。

貴社の「人事のプロを目指してほしい」という求人広告を拝見しまして、興味をもちました。これまで培ってきた総務事務や採用事務といった知識を活かしながら、より専門性のある経験を積みながら、成長していきたいです。

人事経験者の志望動機の書き方のポイント

人事部の転職は、企業によって担当する業務内容が異なっています。

そのため、どのような人事業務を担当してきたのか、具体的に説明するようにしましょう。

さらに「業務中に気をつけていたこと」などを説明できれば、より説得力がまし、あなたの魅力を伝えることもできるでしょう。

人事の評価の指標として、「採用目標人数を達成できたか」という点があります。前職でその経験があるなら、是非、数値と一緒にアピールすると効果的でしょう。

人事未経験者の志望動機の例文

人事未経験者の例文1

私はこれまで、居酒屋業界のSVとして、城南エリアのマネジメントを4年間行ってきました。アルバイトスタッフや店長の採用業務も経験しており、これまで採用した従業員数は100名を超えております。

定着率を向上させるために、私は全スタッフが気軽に参加できるようなイベント・インセンティブキャンペーンなどを企画し、社員のモチベーションアップへとつなげました。

採用業務がどれだけ企業に影響を与えるかを身をもって知ることにより、人事業務へと関心が移っていき、今回貴社への応募へと繋がります。

人事部は未経験ですが、飲食業界で培ってきた経験を活かし、真摯に仕事に励みたいと存じます。

人事未経験者の例文2

和風居酒屋のフロアマネージャーを前職は経験しました。長年、アルバイトの指導や教育にあたりました。その中で、企業の発展において重要な「人材」の大切さを、肌で感じることができました。

より専門的に人材教育を学べる環境を考えたとき、貴社の人事部門に興味を持ちました。人材育成にとても力を入れており、社員研修や採用といった人材育成を通じて、モチベーションの維持につながるような業務内容に、とても惹かれました。

人事未経験者の志望動機の書き方のポイント

企業によっては、人事部ではなくとも、人事部に似た業務(例えば採用活動など)を経験できることもあるでしょう。そういった経験も、十分にアピールポイントとなります。

是非、具体的にアピールしていくようにしましょう。

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