エンエージェントってどうなの?評判から見た弱点・強みを解説

エンエージェント

転職活動を行う際に、転職エージェントに登録をしておくと早期に転職が出来たり、自分が望むような条件で転職が出来たりと、メリットが多いことは知られています。

ですが、全ての転職エージェントにそのようなメリットがあるのでしょうか?

今回は「エンエージェント」という転職エージェントについて、転職に有利なのかどうかを検証してみました。

「エンエージェント」とは?

「エン転職」という転職サイトを聞いたことはないでしょうか?テレビCMなども流れているので、名前を聞いたことはあると思います。

また、転職者であれば、ネットで転職サイトを検索した時に必ず名前が出てくるので、知っている方の方が多いでしょう。

「エンエージェント」は、エン転職を運営しているエン・ジャパン株式会社が運営している転職エージェントです。

エンエージェントを使うメリット

初めての転職でも安心して相談できる

初めて転職を考える方には、以下のような不安があります。

  • 本当に転職をしても良いのか
  • 転職によって所得が下がるのではないか
  • 自分のスキルでも受け入れてくれる企業が他にもあるのか
  • 転職先が見つかるまでどの程度の期間がかかるのか
  • 転職活動はどのようなことをすればいいのか
  • 職務経歴書の書き方が分からない

エンエージェントでは、登録をすると専任のアドバイザーが付きます。

特に初めての転職を考えている方には、親身になって話を聞いてくれますし、上記のような不安に対しても相談にのってくれます。

独自の適性審査を使った面談

エンエージェントでは、最初の面談時に独自の適性検査を行います。

このテストは「3E-p」と呼ばれる15分程度のテストです。

転職者の職歴やスキルではわからない、「コミュニケーション力」や「性格特性」などのほか、「職務適性」を分析します。

この結果をもとに、専任のキャリアアドバイザーと面談を進めていきます。

自分の知らなかった職務適性や能力がわかるので、未経験職種や異業種への転職を考えている方には、自分の方向性を決める指針となります。

得意な職種を持つ専任アドバイザーによる面談

エンエージェントに所属するアドバイザーは、それぞれに得意としている業種・職種があり、より専門的なアドバイスを期待できます。

エンエージェントのアドバイザーが得意とする職種・業種は、以下の14種です。

  • 営業・マーケティング系
  • 事務・管理系
  • 経営・経営企画・事業企画系
  • コンサルタント系
  • 技術系
    • IT・Web・通信系
    • 電気・電子・半導体系
    • 機械・メカトロ・自動車計
    • 化学・素材・食品系
    • 建築・設備・土木・プラント系
  • メディカル系(技術・専門職)
  • 不動産系専門職
  • サービス・流通系
  • 金融系
  • クリエイティブ系

異業種への転職を考えている方には特に。希望する業種・職種に強い専任アドバイザーに相談できるというのは、安心できるポイントでもあります。

エンエージェントマイページアプリで初回面談後が楽になる

多くの転職エージェントでは、登録後にマイページが出来ます。面談後の専任アドバイザーとの連絡などは、そのマイページ内のメールや電話で行います。

マイページ内のメールの場合、サイトを立ち上げてマイページを開き、メールを確認することとなります。結構手間ですよね。

エンエージェントでは、独自のアプリを使って、チャットで専任アドバイザーと連絡を取る事ができます。

紹介求人の確認や応募もこのアプリで行えますので、いちいちサイトを開く必要がありません。

但し、このアプリの機能についてはまだまだ開発の余地があるようです。

面倒な作業は専任のアドバイザーが代行

転職エージェントのメリットは、自分が希望する転職条件や自分の能力・経歴を伝えるだけで、専任のアドバイザーが条件に合った求人情報を紹介してくれるという点です。

また、転職サイトでは自分で求人情報を検索して、自分で応募して、面接日の調整も自分で行わなければなりません。

ですが、転職エージェントの場合、専任アドバイザーが責任を持って面接の日程調整を行ってくれます。

更に、条件の交渉なども代わりに行ってもらえますので、求職者にとっては気が重い作業をしなくても良いというメリットがあります。

これらのサービスは当然エンエージェントでも行っています。

求人情報ではわからない、社内の生の声を聞くこともできる

多くの転職エージェントに属しているアドバイザーは、企業とも信頼関係を結んでいるので、当然その企業の内部についてもある程度の知識を持っています。

ですが、そこで実際に働いている方の生の声を聞くというのは。いくら企業に信頼されているアドバイザーでもなかなかできません。

エンエージェントでは、転職者が就職した後も定期的にフォローをしています。

そのため、エンエージェントのアドバイザーは各企業の内部情報を、彼らを通じて知る事ができます。

例えば、入社してみなければわからない、社内の雰囲気とか、職場環境や人間関係、残業の時間数や休日の取り方など、知りたいけれどなかなか見えない情報を、実際に転職した方々から聞く事ができるのです。

入社後も安心のバックアップ

エンエージェントは、利用者の就職が決まったらサポート終了ではなく、入社後も利用者が安心して働けるよう、フォローをしてくれます。

エンエージェントの入社後支援

  • 活躍サポートメール
    • 入社前から入社3年目まで定期的に、職場で活躍するための秘訣をメールでお知らせ
    • 新しい職場に早く慣れるためのアドバイスや、少しでも早く即戦力として認めてもらうためのアドバイスを行います。
  • エンカレッジの無料受講
    • 企業向けに行っている教育研修講座の中から厳選した講座を動画で配信し、無料で視聴できるようにしています。
  • 入社1年後のお祝いギフト
    • エンエージェントを通じて就職した方で、1年後のアンケートに答えるとAmazonのギフトコードが貰えます。
  • 入社1年後と2年後の適性検査
  • 自己理解促進のためのテスト

このように、入社後もしっかりとフォローしてもらえるので安心して働く事ができます。

エンエージェントのデメリット

面談場所が地方にはない

エンエージェントでは、登録後に面談を行いますが、自分が住んでいる地域に面談場所が無いということもあります。

面談場所は、全国で5か所しかなく「東京」「横浜」「名古屋」「大阪」「福岡」と、一部の主要都市だけです。

そのため、東北や北海道の方など近くに面談場所が無い場合は、電話での面談となり、エンエージェントの強みでもある「手厚く親身なサポート」を実感できません。

求人情報は東京に集中

東京都での求人数が全体の44%とかなりの割合を占めています。

また、各面談場所がある都市でも、神奈川県:9.5%、愛知県:11.5%、大阪府:12%、福岡県:4.3%と首都圏に求人が集中していることがわかります。

近くに面談場所が無い北海道・東北地方に至っては、全てを合わせても全体の1.8%程度しかなく、地方求人が少なすぎることがわかります。

地方で働きたい方にとっては、あまり有効とは言えません。

登録求人数が少ない

エンエージェントで公開求人を確認すると、3,000件未満しかなく、他の大手転職エージェントから見ても求人情報が少ないことがわかります。

アドバイザーが独自に持っている非公開求人もありますが、公式HPのトップでうたっているのは1万5千件ですが、「非公開求人10万件」と言っているリクルートエージェントから見ると圧倒的に少ないことがわかります。

大手企業の求人が少ない

また、「ご紹介先企業例」として、大手企業の名前が挙がっていますが、実際に検索をかけると大手企業よりも中小企業の方が目立っていることに気が付きます。

大手企業に入ってキャリアアップを図りたいと思っている転職者にとっては、有効な転職エージェントとは言えません。

ハイクラス求人が少ない

「年収600万円以上」という条件で検索をかけると、約400件程度の求人がヒットしました。これはあくまでも公開求人を検索した結果ですが、それでも、400件は少ないように感じます。

中高年の方やキャリアアップを目指す方には、やはり有効とは言えません。

アドバイザーに期待してはいけない

エンエージェントは、歴史が浅く最近急成長を遂げている転職支援の企業が運営している転職エージェントです。

そのため、経験豊富なアドバイザーが少ないというデメリットがあります。

経験豊富で、自分に合ったアドバイザーに当たればラッキーですが、中には経験不十分で転職者が望む業界にもまだまだ詳しくないアドバイザーもいます。

急成長を遂げているということは、アドバイザーも急遽採用しなければならず、そのため経験が浅くても採用せざるを得なかったという背景もあると考えられます。

また、歴史が浅い企業にありがちなのが、社員教育のノウハウが無いという欠点です。そのため、経験の浅いアドバイザーを中々教育することが出来ず、実践の中で経験を積みアドバイザーとしての資質を挙げてもらうしかありません。

エンエージェントがこの先も転職エージェントとして成長できるか否かは、有効な育システムが確立できるか否かにかかっているといっても過言ではありません。

エンエージェントはどんな人におすすめ?

どの転職エージェントに登録するかは、転職者の自由選択です。ですが、これまで説明してきたメリット・デメリットからエンエージェントをお勧めしたい人、お勧めしたくない人を以下のように分類してみました。

これを参考に、エンエージェントを利用するか否かを決めてください。

エンエージェントがおすすめな人

初めての転職者

初めての方にはとても親身になってくれるエージェントですので、お勧めできます。
特に、初回面談時の適性テストは自分を知るために一度受けてみても良いのではないでしょうか?

他のエージェントから断られた経験がある人

他のエージェントに断られるのは、その経歴やスキルに見合った求人が無いという理由が殆どです。

エンエージェントでは、大手企業の求人はあまりなく、また、ハイスペック求人も少ないといったデメリットがあります。

しかし、逆に言えばあまりスキルが高くないと判断された方にとっては、期待できる求人が多いということでもあります。

都心部で働きたい方

地方求人はあまりなく、その殆どが東京都に集中していることから、都心部で働きたい方には有効と言えます。

エンエージェントがおすすめできない人

  • 大手企業に就職したい人
  • ハイスペック求人を探している人
  • IターンやUターンを希望している人
  • 派遣や契約社員、パートなどの非正規雇用を探している人

デメリットでも説明したとおり、地方求人やハイスペック求人、大手企業の求人が少ないといった点があります。そのため、ここにあげたような方にはあまり向いていない転職エージェントと言えます。

他の転職エージェントと掛け持ちしよう

エンエージェントだけを頼りに転職活動を行うより、他の転職エージェントも同時に登録して転職活動をした方が、より早く望むような企業への転職が望めます。

エンエージェントと併用するのにおすすめのエージェント

DODA

DODA

非公開求人を含む求人数が、13万件以上あります。公開求人だけでも5万6千件以上あり、エンエージェントの比でないことが解ります。

この求人情報の多さから、90%以上の方がDODAを同時に利用しています。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

業界最大手で歴史が古いということから、転職に関するノウハウを持っていることが解ります。

リクルートエージェント リクルートエージェントの評判からみた特徴や弱点、登録方法を解説

パソナキャリア

パソナキャリア

キャリアコンサルタントの質が高いことでも有名です。元々派遣企業だったことから、女性の転職にも強いという特徴もあります。

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マイナビエージェント

マイナビエージェント

新卒者向けの就職支援を行っている強みから、既卒者や20代の転職者のサポートに強みを持っています。

若年層の転職者にはお勧めの転職エージェントと言えます。

マイナビエージェント マイナビエージェントの評判ってどうなの?注意点や特徴を解説

転職エージェントに転職サポート以外で何を望んでいるのかという点で、登録するエージェントを探すのも1つの方法です。

また、転職先に強みを持っているエージェントを探すのも転職成功の秘訣です。

転職エージェントは1社に決めるのではなく、2,3社程度を同時に活用すると良いでしょう。

転職エージェントの複数利用 【必見】転職エージェントを複数利用すべき理由と注意点・併用方法

エンエージェントでの登録から就職まで

1.無料会員登録

エンエージェントの公式サイトで、氏名や住所などのプロフィールと簡単な経歴を入力します。

「60秒で完成!」と書いてあり、実際入力項目はほとんどなく、プルダウンでの選択式になっているので登録自体は簡単に行えます。

2.登録完了

登録が完了すると、登録したメールアドレスに登録完了のメールが届きます。

エンエージェントでは、会員登録をすると専任アドバイザーから面談調整の連絡が来ますので、その連絡を待ちます。

3.初回面談日の調整

専任アドバイザーから連絡が有ったら、面談日の調整を行います。

面談日は通常平日の10時~21時ですので、就業中でも安心して予約を取れます。また、土曜日も相談をすれば対応してもらえるそうです。

4.書類準備

面談日までに、自分の履歴書と職務経歴書を準備します。エンエージェントのサイト内にはテンプレートも備えていますので、簡単に作成できます。

5.アンケートと適性分析

面談場所に行くと、個室に通されます。最初にアンケートと適性診断テストに記入をします。

アンケートは転職状況やキャリア志向に関するもので、簡単な内容です。

適性診断は、この後にも説明しますが、性格特性や職業特性などを分析するためのもので、15分程度で終わります。

6.面談

適性テストの分析結果や、履歴書・職務経歴書を基に面談を行います。作成した書類の添削もしてもらえます。

転職についての不安や希望などは、この面談時にしっかりと伝えます。

住んでいる地域に面談場所が無い場合は、電話での面談となります。

面談時間の目安は1時間30分程度です。

7.求人情報の紹介

適性テストの分析結果や、転職者の経歴・スキルと転職の希望などを考慮して、最適と思われる求人を紹介してもらえます。

エン転職とエンエージェントの違いとは?

そもそも、転職サイトと転職エージェントの違いを皆さんは理解しているでしょうか?

転職サイトは、自分が主体となって転職活動を行うために利用するサイトです。

それに対し、転職エージェントは、キャリアコンサルタントやキャリアアドバイザーと呼ばれる、転職を支店してくれる担当者と一緒に転職活動を行うためのサイトとなります。

エン転職は前者の転職サイト、エンエージェントは後者の転職エージェントになります。

最後に

エンエージェントは、適性テストによる分析と入社後のフォローという、他社にはあまり見られないようなサービスを実施しています。

転職者の不安に寄り添い、フォローしてくれるという強みがありますので、初めて転職をする方には特におすすめできる転職エージェントです。

ですが、デメリットも多いエージェントでもありますので、自分の転職活動に向いていないと感じるのであれば、他の転職エージェントとの併用をお勧めします。

複数の転職エージェントを使うことで、より多くの求人情報を見ることができ、より良い条件の転職先に就職できる可能性が高くなります。

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