営業事務の仕事は辛い?経験者への調査で分かった営業事務の辛いこと

営業事務の辛い点

どんなに景気が悪くても、事務職の人気は衰えることがありません。

夏でも冬でも冷暖房完備のオフィスで座ったまま仕事ができると聞けば、正直言って楽そうなので「自分でもできるだろう」と思ってしまったりします。

でも、実際にはそんな楽な仕事ではないのが営業事務です。

専門職ではないので給与は安いですし、誰でもできると考えられるのでどんな仕事も押し付けられてしまうこともあり、結局は「苦労の割には仕事が厳しい」と嘆くことになってしまいます。

また、ずっとオフィスの中にいると人間関係が「その中だけ」で終始してしまい、人間関係に支障をきたすとますます居づらくなってしんどさだけがこみ上げてくるのです。

そこで、営業事務の仕事のどんな部分が辛いかを調べてみたのでご紹介します。

営業事務で辛いこと

その1 慣れるまでの人当たりが厳しい

営業事務は営業社員がどれだけスムーズに仕事をこなせる環境を作るかが、自身の仕事の評価される部分になってきます。

ですので、チームにいる営業社員の仕事のペースに合わせて仕事をしなくてはいけないので、それに対応できなければ厳しい対応が待っています。

顧客から嫌みの一つも言われたり、いきなり営業社員から「こんな時間に?」と思うようなタイミングで仕事を押しつけられたりすることもあります。

営業社員自身もかなりストレスをためることが多いので、そのはけ口として営業事務にあたられることもあります。

実際、営業社員との相性も一般事務より求められるので、人間関係の面でストレスを抱えやすくなることも事実です。

しかし、実績を積んで信頼される仕事ぶりを発揮できるようになれば必ず周りは認めてくれますし、次第に職場の居心地も良くなってくるものです。

どうしても人当たりに慣れず、自分がストレスでつぶされそうな場合は人事異動を申し出たり、パワハラやセクハラを受けるような場合はすみやかに相談しましょう。

その2 仕事内容が事務だけではない場合もある

営業事務は、一般事務だけではなく営業社員に近い仕事を任されることが多くなります。

具体的には営業社員の代わりに仕入れ交渉を行ったり、顧客との折衝を行うこともありますし、時にはクレーム対応までこなさなくてはならないこともあります。

特にクレーム対応は、一般的な事務職に比べて、電話やメールなどでコンタクトを取る機会も多いことがあって、一般事務の社員よりは多いのではないでしょうか。

また、営業社員のサポートと言う一面から展示会などのイベントに駆り出されたり、イベントブースの組み立て作業をさせられるなど「肉体労働」も課せられることがあります。

また営業事務と言っても実質には電話を掛けまくるテレホンアポインターなどの実質的に営業社員と同じ仕事をさせられることもあります。

ですから「営業事務」と言われて納得するのではなく、具体的にどのような仕事をすることになるのか入社前によく確認しておくことが必要です。

その3 スピードが遅いと評価が下がる

営業事務は一般事務よりもスピードが求められます。

営業事務はもともと営業社員や取引先の都合に合わせて仕事をしなくてはならないので、いくら今取り掛かっている仕事が忙しくても優先順位をすぐに切り替えて仕事をしなくてはなりません。

そのため、他の事務職と比べると自分の段取りで仕事が出来にくいうえに、頼まれた案件をすぐにやってのけるだけのスピードも求められるのです。

外回りをしてきた営業社員が夕方に帰ってきて「明日の朝一までに見積書を作って」などと言われることはしばしばですから、「こっちの都合も考えて欲しい!」とも言いたくなるでしょうが、そこでじっと我慢して希望する日時までに仕事をこなすことが営業事務には求められているのです。

自分のペースで働きたい人には営業事務は辛いかもしれませんが、絶えず変化のある仕事がしたいという人や、チームとして成果を出すことにやりがいを感じられる人であれば営業事務はお勧めできるかもしれません。

その4 成果が評価されにくい

営業事務のあなたが営業社員の代わりに交渉などをすることともありますが、その結果会社に利益が生まれた場合、その成果は誰のせいになるでしょうか?

実はこの時の成果は「営業社員」になり、あなたには入ってきません。

営業社員は日ごろから顧客と様々な関係を維持していますから、それがあるがゆえに成果も上がるのですから、最後の交渉だけを営業事務のあなたがまとめたからと言っても評価されないのです。

そもそも、営業社員ではないあなたには営業ノルマもそれ以外の責任もないのですから、代わりに営業成果ももらえないと考えるのが当然と言えば当然です。

社員の評価をきっちりしてくれる会社ならばいいのですが、そうでない会社ならば、あなたがどんなに頑張っても働き損になってしまいますから、頑張っても「しんどい」と思ってしまうでしょう。

その5 責任を無理やり負わされることもある

営業事務は営業社員が成果を出すためにサポートをするのが役割なのですが、営業事務にミスがあれば営業社員が当然ミスをするわけで、責任を無理やり負わされることも十分あり得ます。

前の章では「営業成果は営業事務には付かない」と言っていましたが、成果は出ないけど何かあった時の責任は負わされるなんてやってられないですよね。

でも、営業社員から言わせれば「営業事務がミスをした」「営業事務が資料の一部を間違えていた」などと言えば、それだけで営業事務に責任転嫁されるのです。

それを避けるためには、営業社員からの指示を具体的にしてもらうことや、指示を受けた内容を書類やメールの形で残しておくしかありません。

いわゆる「自己防衛」と言うやつですが、責任を負わない仕事につきたい人にとっては営業事務は避けたい業種であることは間違いありません。

その6 パソコンスキルが必須

営業事務は営業をサポートする仕事が多いですから、売り上げのデータ入力や見積書の作成、プレゼン資料の作成などその作業は多岐にわたります。

場合によっては単なるデータ入力だけでなくプレゼン資料の作成を依頼されることもありますから、必然的に一般事務より高いパソコンスキルが必要です。

その割には一般事務と同じ程度の給料なので、もともとパソコンスキルを持っている人にとっては収入に不満を覚える人もいるでしょう。

パソコンスキルは新卒の社員であれば「使えて当たり前」と思われていることもありますが、実際に営業事務で求められているのはインターネットやメールを使えるレベルではなく、ワードやエクセルを当たり前のように使いこなす能力ですから、そこの部分がかい離しているとしんどい思いをするかもしれません。

その7 コミュニケーション能力が必須

営業事務は、営業担当者を的確にサポートするためにコミュニケーションが欠かせません。

ひとりでデスクワークをこなすのではなく、チームワークを大切にする意味で、気配りや機転の利く人は、どのような職場でも歓迎されますが、それが出来ない人には厳しい職場だと言えます。

特に営業事務には、営業サポートを行うこと以外にも特定の営業社員とコンビを組んで業務を命令される営業事務もいます。

その時には営業社員の独自の考え方や会社組織の方針に従う必要が出てくるので、コミュニケーション能力が乏しい人だと思うように仕事が出来ないので厳しいでしょう。

せっかく会社や仕事内容には満足できていても、営業社員とコミュニケーションがうまく取れないと仕事をこなすことどころか会社に通うことも厳しくなってしまうかもしれません。

その8 残業が多すぎる

営業事務の仕事は、営業社員や顧客の仕事が都合良く自分の就業時間内にやってくるとは限らないものです。

実際、就業間際に渡された仕事を「今日中にしてほしい」などと言われて、いきなり残業になってしまうこともあります。

ですから、就職しても極力残業はしたくないと思っている人には営業事務は絶対に向いていませんし、残業してでも仕事をやり切る意欲があったとしても、その体力や気力がずっと維持できない人には向いていません。

その9 クレーム対応が厳しい

業務内容にもよりますが、事務職を探していて営業事務の仕事に就いた人が「想像と違う仕事なので辞めたい」と転職を希望するケースも多いようです。

特に、外出している営業社員に代わって顧客とやり取りをすることも多くあり、中にはクレーム対応を迫られる場合もあります。

営業社員がしでかしたことになんで自分が事情もわからないままに謝らなくてはいけないのだ…そんな考え方浮かぶようでは、営業事務は務まりません。

実際、クレームを申し出る人は営業社員では話にならないから、話が出来る人に対応を依頼したいと言う気持ちがあります。

その場合には、営業事務が代わりにクレームを受けることになり、場合によっては事情を理解できないまま上司に取り次ぎを迫られ、顧客と上司の間で板挟みになってしまうこともあります。

また、営業社員の外出中にクレーム対応することもあり、営業社員がいないことを知っていて無理難題を吹っかけてきたり理不尽なクレームを言ってくる顧客もいます。

それらのプレッシャーに対応できるだけの強さがあればいいのですが、ない場合には営業事務を避けた方がいいでしょう。

その10 仕事がマンネリになってしまう

一日中パソコンの前で仕事をするのが苦痛であったり、与えられた仕事を淡々とこなすだけの仕事で満足できない人には、営業事務は向いていません。

営業事務の一般的な仕事と言えば、電話応対や請求書・見積書の作成がメインですから、慣れれば淡々とこなすだけになりますし、仕事で外出することも少ないのでデスクワークだけの生活になってしまうことは事実です。

デスクワークだけでも十分耐えられる人や、生産性の低い仕事であっても問題が無い人であれば営業事務は十分やっていけますが、そうでない人には苦痛でしかないかもしれません。

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営業事務に耐えられない人はぜひ転職しよう

営業事務は事務職でありながら営業社員の仕事を担うことも多いので、その結果ストレスや責任感を抱えきれずに心身の故障を招いてしまうこともあります。

そこまでストレスや責任を抱えていても給与は一般事務職と一緒というのでは、中途半端な立場で会社側の都合よく使われているだけと感じることもあるでしょう。

もし、あなたが営業事務の仕事が辛くて辞めたいと感じている場合にはぜひ転職を検討することをお勧めします。

正直言って、同じ事務職でも営業事務より一般事務の方がやりやすいことも多いです。

何が一番違うかと言えば「自分のペースで仕事ができる」ことで、営業社員から急な仕事を入れられたりしませんから、自分の工夫次第で残業を減らすこともできますし、有給取得も計画的に取得できるので働きやすさが違います。

また、クレーム対応や電話対応などストレスがかかる仕事も少ないし、何より営業社員と比べてノルマもないため、仕事に対してプレッシャーを感じることもありませんから、健康的な生活を送ることが出来るでしょう。

もちろん、あなたがたくさん稼ぎたいなら営業社員に転職するのも方法の1つかもしれません。

営業事務をしていた時に事務作業より営業活動にやりがいを感じたり顧客とのやり取りが楽しかったと感じられるならば、営業社員に転職を考えてみ手もよいのかもしれません。

営業社員であれば、頑張れば頑張った分だけ成果が生まれて給与もアップするので、当然仕事に対するモチベーションも「たくさん稼ぎたい」という気持ちが前に出て好循環が生まれるのではないでしょうか。

転職する場合でも、営業社員はどこの業界でも未経験者歓迎ですしそれだけ人が不足しているので、営業事務としての勤務実績は十分優遇に値されるだけのものですから、チャレンジすることが十分に可能です。

転職の際はエージェントに相談しよう

営業事務から一般事務や営業社員などに転職を考えるのであれば、転職エージェントを利用することをお勧めします。

転職エージェントでは、あなたのスキルや経験を分析し、エージェントがあなたに向いている働き方や世の中に出回っていない求人情報を提供してくれるので、希望の転職をかなえるためには最適な方法です。

さまざまな転職エージェントの中でも特にお勧めできるのは、求人数や紹介実績ナンバー1のリクルートエージェントです。

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まとめ

営業事務は、こなしているうちに臨機応変さなどの営業社員スキルと、エクセルやワードなどを活用した一般事務スキルの両方を会得することのできるやりがいのある事務です。

もし、営業事務として働くことに展望が見えないならば、知らない間に身に着けていた経験や知識を活かして転職することを考えてみましょう。

転職エージェントはあなたが気づかない経験や知識をうまく拾い上げ、価値を見い出してくれることはもちろん、それを転職活動の武器として活用する方法を教えてくれます。

これから転職を希望するあなたには、ぜひ転職エージェントを活用して理想の転職先を見つけて欲しいと思います。

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