法人営業の志望動機の書き方のポイントと未経験/経験者別の例文

転職活動はいい志望動機を作ることから始まります。今回は法人営業の求人に応募するときに、採用担当者の関心をひく志望動機の書き方について説明します。

自分の経験やスキルのアピールの仕方を確認し、意欲が採用担当者に伝わるような志望動機を作りましょう。志望動機のサンプルもご紹介しますので、これらをご自分の志望動機を書くときの参考にしてみてください。

法人営業へ応募するときの志望動機の書き方

法人営業に限らず、志望動機を書く目的とは、「会社のために自分がどんな貢献ができるか」をアピールすることです。

そのために論理的でわかりやすい構成で文章を作成しましょう。

法人営業へ応募するとき、まずは次の項目を準備します。

  1. 法人営業をやりたいと思ったきっかけ
  2. いままでの経験やスキル
  3. 入社後にできることや目標にしたいこと
    A.顧客目線をもっている B.経営戦略をたてることができる C.自社に貢献しそうだ

1は志望動機のなかの導入部におくべきものです。とくに誇張する必要はありませんが、採用担当者の注意をひくためにもしっかりとした考えを述べてください。

法人営業自体の魅力を語ってもいいですし、ターゲット企業の営業方針に興味がある、またはその業界に関心があるなどの切り口で考えをまとめましょう。

2ではそれまでの経験やスキルを正直に書いてください。営業経験がまったくない場合でも、法人営業に役立ちそうなスキルについて書いてください。1を補足できるような内容であると、志望動機として全体の統一感をもたせることができます。

法人営業とは?仕事内容・年収・やりがい・スキルなどを解説

個人営業経験者は、そうした経験について書けば大丈夫です。ですが自分1人でいかに業績をあげたかを強調するのはやめましょう。法人営業はチームプレーの業務です。個人の力量に焦点をおきすぎると、法人営業では使いにくい人物ではないかという印象を与えてしまいます。

3は採用担当者がもっとも関心をもっているところです。法人営業を行うだけのセンスや適性があり、採用後に業績をあげられそうな人物であることをここでアピールします。そのときA.B.C.の項目に触れながら文章を作ると、説得力のある志望動機になります。

ただたんに「努力します」「がんばります」と書くだけでは、採用担当者の心を動かす志望動機は作れません。内容をしっかり吟味しながら、熱意や意欲が具体的に伝わる志望動機を作りましょう。

法人営業経験者の志望動機の例文

同じ業界での営業経験がある人の志望動機例

「御社を志望したのは、御社のサービスのよさを知り、クライアントの課題解決のためにそれが大きく役立つものであることに気づいたからです。前職では御社と同じ業界で△△△△の販売をしていました。月間●件の契約をとるなど、営業職として上々の成績を収めていました。担当者様と繰り返し話し合いを行い、情報収集を地道に続けたことが、こうした数々の成約につながりました。

前職で培った課題分析力や顧客のニーズに応える力は、御社でもかならず役に立つと考えています。御社では即戦力として業績向上のお役にたてるはずです。」

同じ業界で営業経験がある人が志望動機を作るときの注意点

  • 前職での経験やスキルが、ターゲット企業の業務のなかで活かせることをアピール
  • 前職で達成した業績を、数字をあげながら具体的にアピール。表彰された実績などがあれば、それも書いておくこと
  • 好成績を残せた理由や努力したことなどを書く

異業界で営業経験のある人の志望動機例

「前職では△△のルート営業をしていました。私が担当していたのは○○社様で、5年に渡って継続的に取引をしていました。ルート営業に慣れてきたころ、新規開拓営業に関心を持ち始めました。ルート営業を通して提案力に自信がつきましたので、そのスキルを使って新しいクライアントの開拓もしてみたいと考えています。

貴社は私の前職とは異なる業界の企業ではありますが、非常に勢いがあり、活発な営業活動を行っておられると聞いています。私のこれまでのスキルで、新規顧客開拓や継続的関係の維持などの面で貴社に貢献できると考えてます。」

異業界で、有形商材の営業を経験した人の志望動機例

「前職ではオフィスの賃貸に関する営業を約4年間行っていました。業績は同期のなかでトップで、入社1年後には40名のなかから年間MVP章を受けることができました。その次の年には目標の115%を達成するなど、安定した業績をつねにあげてきました。こうした業績を達成することができたのは、『クライアント様からの相談にはすぐに対応をする』『物件情報についてだれよりもよく勉強しておく』など、営業の基本を入社時から続けてきたからだと思います。

前職で営業に自信がついたころに、業界トップの貴社からの求人を目にしました。業界は異なりますが、いままで身につけたスキルや経験は貴社での業務にも大いに活かせると考えます。またさらなる努力を惜しまず、貴社のさらなる業績アップのために力を尽くす所存です。」

有形商材の営業経験者が志望動機を作るときの注意点

前職での業務内容や得られたスキルや経験をまとめます。それらがターゲット企業でも行かせることを忘れずに書いてください。受賞歴を書くときには、何名のなかから選ばれたのか、入社後何年目にそうした業績をあげることができたのかを明示しましょう。

異業界で、無形商材の営業を経験した人の志望動機例

「前職では5年間、求人広告の営業職に就いていました。昨年は62名中1位の営業成績をあげています。また入社2年目にはチームリーダーとなり、6名のチームを指導する業務にあたっていました。昨年は私のチームは売上目標150%を達成しています。

前職での仕事と業績に満足していましたが、新しい業界で営業力を試してみたいと考えるようになりました。貴社は医療機器業界ではトップクラスのシェアを誇っておられます。前職で培った営業スキルや人脈を使って、貴社の業績アップに貢献したいと考えています。

また貴社は近年海外展開を積極的に行っておられます。大学生のころに1年間の留学経験があることから、とくに英語力には自信があります。営業スキル、マネジメント力、外国語力を活用し、貴社の海外での営業活動に貢献できると考えています。」

無形商材の営業経験者が志望動機を作るときの注意点

無形商材を扱ってきた人の場合、マネジメント能力をアピールすると効果的です。チーム活動でもある法人営業では、グループの1員として働けることも大切なポイントだからです。自分の業績を強調するだけでなく、チームとしての業績も書いておくといいでしょう。

法人営業未経験者の志望動機の例文

営業未経験な人の志望動機例1

「前職では3年間人事部に勤務しており、法人営業の経験はありません。ですがコミュニケーション能力が高いという強みが私にはあります。また人の課題を聞いて分析し、解決のための方法を見つける能力にも秀でています。人事部ではこのスキルを活用し、新卒学生の採用や部署内の問題解決にあたっていました。

こうした能力は、法人営業の場でも大いに活かせると考えています。御社の顧客様と密接に連絡をとりつつ、クライアント様に喜んでいただけるような提案をしていきたいと思います。」

営業未経験な人の志望動機例2

「高校卒業後にアパレル会社に就職し、そこで販売スタッフとして5年間勤務していました。営業経験はありません。ですが前職では、接客を通じて高いコミュニケーション力を身につけることができました。このスキルは、貴社の法人営業でもかならず活かせると思っています。

前職では2017年に80名のスタッフのなかで第2位の売り上げ成績をあげることができました。好成績につながったのは、自社ブランドをだれよりも勉強したことだと思います。ときには他社製品と比較するなどして、お客様に自社製品のよさを説得力のある言葉で説明することができました。貴社の業界についても知識を深め、クライアント様に満足していただける営業活動を行っていきたいと考えています。

とくに貴社が扱うアパレルブランド「○○」については、すでに勉強を進めています。学びを深めるうちに、こちらのブランドはとても高品質な製品を出していると私自身気納得できました。こうしたよい商品を、これから貴社のクライアント様に勧めていきたいと思っています。」

営業未経験な人が志望動機を作るときの注意点

営業経験がなくてもあきらめることはありません。営業で活かせるようなスキルを、いままでの経験のなかで身につけていることもあるはずです。そうしたものを上手にまとめ、具体的に書くようにしましょう。とくにコミュニケーション力などは、営業未経験者でも志望動機のなかに書きやすいスキルです。

前職だけでなく、学生時代の経験やアルバイト経験などからもアピールポイントを見つけることができます。どのようなスキルを身につけたのか、どんな成績を出したのか、そのためになにを意識したのかを具体的に書くようにしましょう。

法人営業の第二新卒者の志望動機の例文

「前職では機械工具のルート営業をしていました。3社のクライアント企業が私の担当で、どの企業とも継続してよいパートナーシップを構築できたと思っています。大学生時代には経営情報学を専攻し、企業のIT化をテーマに卒業論文を書きました。IT関連業界についてはトレンドも含めて知識があります。

貴社に応募を決心したのは、システム開発提案の法人営業で私の知識が活かせると考えたからです。前職で培ったコミュニケーション力ビジネススキルも、こうした業務で十分に活用できると考えます。」

第二新卒の人が志望動機を作る時と注意点

  • 社会人経験の浅い第二新卒の場合、学生時代のエピソードをもとに志望動機を組み立てることができます。
  • コミュニケーション力があることはかならず書いておきましょう。学生時代の経験からでもいいですし、前職の経験からでもいいので、法人営業に不可欠なコミュニケーション力を養えたことは強調する必要があります。
  • 明るくフレッシュな印象を与えることも大切です。面接に進んだら、相手の目をみて元気な受け答えをしましょう。

オリジナリティのある法人営業の志望動機を作るコツ

いままでの例文は、志望動機を作るうえでの参考にとどめておいてください。自分の経験やスキルをよく見つめ直し、実体験にもとづいた文章を考えることが大切です。

多少誇張するくらいなら大丈夫ですが、まったくのウソを書いたら採用担当者にそれを見抜かれる可能性があります。自分の真の体験や本音を書くことで、オリジナリティのある志望動機ができあがります。

もしも納得できる志望動機が作れないと感じたら、転職エージェントを使ってみるといいでしょう。転職エージェントでは、志望動機の書き方ノウハウを提供する無料サービスを行っています。

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志望動機を作るときに転職エージェントが役に立つ理由

転職エージェントには、膨大な数の転職を成功させてきたノウハウが蓄積されています。これらを活用すれば、採用試験で有利になり志望動機を確実に作ることができます。

どのような志望動機を作れば効果的なのかを熟知しているのが、ここで働くキャリアコンサルタントです。書いていただいた志望動機を添削したうえで、求職者と相談をしながらよりよい書き方をキャリアコンサルタントから提案します。

またキャリアコンサルタントは、一般には知られていない企業の内部情報を知っていることもあります。これらを踏まえて文章を作れば、採用担当者の関心を惹きつける志望動機ができることはまちがいありません。

転職エージェントでは非公開求人も多数揃えています。登録者にはこうした情報も提供されるので、転職エージェントを使うと企業選択の幅を大きく広げることも可能です。

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