転職面接で採用を勝ち取る長所の答え方と例文

「自分の長所を述べてください」は、すべての面接で出される質問だといっていいでしょう。それでもこの問いにうまく答えられる応募者は多くありません。

自分の長所なんてふだん考えたこともないので、ほとんどの人は何を話していいかわからなくなってしまいます。しっかりと準備をして、説得力のある長所アピールをすることは、内定を勝ち取るうえで欠かせません。

面接官はなぜ長所を尋ねるの?長所を聞かれる理由

長所を話してくださいといわれる理由は、おもに次の2つのことを面接官がチェックしたいからです。

  • 自分を客観的にみる能力があるかどうか
  • その企業の仕事に対する適性があるかどうか

自分を客観視できる人は、面接での評価が高くなります。自分の性格やスキルを冷静に分析できない人は、配属先に不満をもってすぐに辞めてしまうことが考えられるからです。

応募者の強みが、企業の求めているスキルと一致していることを面接官は重視します。どんなにすばらしい長所でも、それが必要とされていないところでは活かすことはできません。会社のなかで活躍してほしいからこそ、長所を通して自社との相性を人事では判断しようとします。

長所について話すときのコツを次に説明します。希望する職種の仕事内容をよく理解したうえで、自分の長所がいかに役立つかを述べることが大切です。

長所を印象づける答え方のポイント

ただ思いつくままに話しても、高評価を得ることはできません。何が求められているのかを知ったうえで、相手に興味をもってもらえるような答えを用意することが大切です。

話すべき長所は1つだけ

あれこれ盛り込みすぎると、何を聞いたのか面接官はわからなくなります。アピールできそうな長所が複数あるとしても、あえて1つに絞って話すほうが効果的です。

リーダーシップがある、協調性がある、粘り強いなど、いろんな強みをもっているかもしれません。そのなかで、ターゲット企業や希望部署で必要とされそうな長所を1つだけ選んでください。1つの強みを重点的に話すことで、面接官に強い印象的を残すことができます。

長所アピールは3分以内におさめる

一生懸命に話すのはいいのですが、長くなりすぎないように注意することも大切です。冗長なアピールは退屈だからです。面接では、3分以内にまとめるのが理想的でしょう。これより長くなると面接官の集中力は弱くなり、応募者の印象が薄れます。

3分で話せる内容は、文字では600字から700字程度です。この文字数を参考にして、長所アピールのボリュームをまとめてみてください。もっとも大切だと思うことに絞って話すと、3分でも説得力のある説明ができます。

話は3分以内で端的に

面接官が、負担を覚えず話を聞くことが出来るのは「3分以内」といわれています。文字数にすると、600~700文字程度が上限です。

自分の魅力を伝えきろうと意気込み、つい話が長くなってしまう人も多いでしょう。しかし、いくら多くの長所を伝えても、冗長だと感じられてしまってはプラスのアピールに繋がりません。

応募先の企業で一番求められているスキルと合致する自分の長所は何かを考え、ひとつに絞って端的に伝えることが大切です。

求められ社員像に合わせた長所をアピール

好印象を与えるには、ターゲット企業が求める人材にマッチする強みを選ぶことが大切です。どんなに立派な長所であっても、企業はそれを必要としていないかもしれません。求められる資質があることを伝えてこそ、応募者は採用へ一歩近づくことができます。

たとえば協調性を大切にする部署を希望している場合、リーダーシップの強さを長所として強調しても好印象にはつながりません。自主性の尊重が社風である企業の面接で、どんなときもチームワークを大切にすることが長所ですといわれても、面接官は積極的に採用したいとは思わないでしょう。

求められる人材の条件や社風をよく調べ、自分がそれをいかによく備えているかを伝えることが長所アピールの核心です。社風や仕事が合っていない人材を、あえて採用したいと思う面接官はいません。ここで的外れなことを話すと、採用の可能性はうんと下がるので気をつけましょう。

具体的な数字を盛り込んで長所を伝える

イメージのわきやすい具体的な説明をするほうが、自分の長所を効果的に伝えることができます。

たとえば営業実績の成果を話すなら、「前職では、前月比で15%増の営業実績を昨年6月に達成しました。このときは約800万円の売り上げを計上できています。60人の部署のなかで、この月は私が一番の実績でした。」という風に数値をできるだけ盛り込んでください。

抽象的な話や感情的な話では、面接官を納得させることはできません。説得力のある話をするには、数値を出すととても効果的です。

他人からの言葉を混ぜて客観的に長所を語る

本人の主観ばかりでは、その長所が真実のものであるかどうかわかりません。「私にはこういう長所があると思います」といくら繰り返されても、担当者が納得してくれるとはかぎりません。他人からの評価や言葉を盛り込むことで、客観的にみても十分に評価できる長所をもっているんだなと印象付けることができます。

たとえば、「取引先の担当者から、○○といっていただいたことがありました。それ以来、△△が自分の長所だと自負しております」のように他者視点を混ぜてみてください。より説得力のある長所アピールができます。

面接官の顔を笑顔でみながらゆっくりはっきり話す

余裕をもってわかりやすく話すことは、面接を成功させるためのとても大きなポイントです。長所アピールにかぎらず、面接になるとふだんよりずっと早口になる人がたくさんいます。緊張しすぎていたり、用意した言葉を忘れないうちにしゃべってしまおうと焦ったりするためです。

面接までの期間を使って、落ち着いてゆっくりと話せるように何度も何度も練習してください。鏡のまえで話したり、動画撮影をしてプレゼンの様子を客観的にチェックしたりすることも有効です。

質問をしている相手の顔を見つめながら、よく聞き取れる声の大きさでゆっくりと話すことがコツです。顔がこわばっていないかどうかも、鏡をみてチェックしましょう。少し微笑みながら、余裕のある態度で話すことで面接官に安心や安定を感じてもらうこともできます。

前職での体験に基づいた長所アピールをする

新卒と違い、転職者は社会人としての経験をもっています。これをぜひ話に盛り込みましょう。社会人生活でのエピソードを例として取り上げると、長所がどんな風に仕事に活かされてきたのかが具体的にイメージできます。

学生時代や子どものころの体験などは出さないほうが無難です。仕事に役立つ長所を知りたいのですから、遠い昔の強みには面接官は興味をもってくれません。

ただし第二新卒の人に限っては、学生のころのエピソードを持ち出しても大丈夫です。まだ社会人経験が浅く、前職で十分な経験を積んでいないことは面接官もわかってくれているからです。

話の構成を整えてわかりやすいプレゼンを心掛ける

わかりやすいプレゼンには、一定の順序にしたがって話題が組み立てられています。このポイントを押さえておけば、だれにでもスムーズに要点を理解してもらえます。短時間で自分をアピールしなければいけない面接では、この順序に沿ったプレゼンをすることがとても大切です。

理想的なプレゼンの話の順序

  1. 結論(伝えたい自分の長所)
  2. それが自分の長所だといえる根拠(エピソードなどまじえながら、長所だといえる理由を挙げる)
  3. これからの仕事でのその長所の活かし方(前職ではどのように役だったかなどを踏まえて説明)

この順序で話を組み立てれば、内容が少々薄くても、面接官は好感をもって聞いてくれるでしょう。コミュニケーションしやすいと感じてもらえるため、企業の一員として受け入れてもいいという心象を与えることも可能です。

長所がもたらした成果や結果も話す

自分の長所が、どのような成果を手にすることにつながったのかについても話しましょう。求職の場ですから、仕事のうえで得たメリットについて語ることが大切です。前職におけるエピソードを挙げながら、できるだけ具体的に説明するようにしてください。

ターゲット企業でも得られそうな成果であれば、面接官は大きな興味をもって聞いてくれるはずです。

仕事に関係のない長所は話題にしない

仕事の面接を受けている以上、職に関係した内容の話をしましょう。それ以外の話題を出すことは、貴重な時間をむだにすることでしかありません。

どんなに自慢に思っていることであっても、仕事に関係のない長所のことは面接で話してはいけません。「話題が豊富なことです」、「高身長なことです」、「節約上手なことです」などといわれても、面接官は聞き流すだけでしょう。仕事を求める意欲が足りないと思われて、評価を下げられる可能性すらあります。

しっかり準備をしないで面接に臨む人は、こうした的外れな回答をしてしまうことがめずらしくありません。長所が尋ねられる理由をよく確認し、回答を入念に準備しておきましょう。

評価をワンポイントあげるプレゼンの仕方

内容がだいたい決まったら、プレゼン用に話の構成をまとめましょう。伝え方ひとつで、予想以上の高評価を得ることもできます。逆に、考えなしの話し方をすると、せっかくのいい内容もスル―されることもあるでしょう。

長所アピールで最大限の効果をあげるために、ぜひ実践していただきたいポイントについて説明します。

まずは結論を述べる

長所を話すときには、かならず結論をさいしょに述べるようにしてください。長所アピールをするときには、まとまった量の話しをしなければいけません。思いつくままにしゃべっていると、話の流れが見えなくなり、まとまりのない印象を面接官に与えてしまいます。

「私の長所は○○だと考えています」とまずさいしょに言っておきましょう。主張しようとしていることが、面接官にダイレクトに伝わります。そのあとにエピソードが続くと、これがその根拠なんだなとスムーズに納得してもらえるでしょう。かぎられた時間のなかで、言いたいことをスムーズに伝えるには、結論から話し始めることはとても大切です。

反対に、エピソードなどを長々とさいしょから話すと、面接官は飽きて興味を失っていきます。その体験が、どんな長所につながるのかが、なかなか見えてこないからです。エピソードや理由から話し始め、最後に結論をもってくる話し方は、面接のプレゼンでは厳禁です。

関心のもてないプレゼンを聞かされては、高い評価をつけてくれるはずはありません。コミュニケーション能力が低い、社会経験が足りないなどと、マイナスの印象が加わることもあります。結論の位置にはくれぐれも注意しましょう。

長所はかならず掘り下げてアピールする

話すべき長所が決まったら、体験や具体例を挙げてその説明をしましょう。

「責任感が強いことが私の長所です」のひと言で済ますのは失敗です。その責任感の強さが前職でどんな成果に結びついたのかなどを、具体的に語ってください。よくある特徴でも、仕事上の功績やキャリアアップ体験と結びつけて話すことで、面接官に強い印象を残すことができます。

複数の長所を並べるばかりのアピールも効果はありません。「責任感が強いうえ、努力家です。誠実で、粘り強く、協調性もあり…」と続けても、どの長所が仕事でどのように役立つのかわからないからです。

架空の長所をむりに作らない

面接を有利に進めたいばかりに、うその長所やエピソードを作って話してはいけません。面接官は人材を見極めるプロです。作り話は見破られる可能性が高いと思ってください。自分自身の性格をよく見直し、アピールに適している特徴を選び出すことが大切です。

どうしても思いつかない場合は、友人や知人の長所を自分のものとして語ることも可能です。しかし自分の体験が伴ってない以上、深く掘り下げられないというリスクもあります。面接官から質問を受けたときに、適切な回答を出すことができなくなるかもしれません。真実の体験や長所だけを素材にすることが、面接では望ましいことはまちがいありません。

自分の性格と大きくかけ離れた長所アピールはしない

自分の性格をよく考えて、必要以上によく見せようとしない、自然な長所アピールをすることが『大切です。

どんなに一生懸命にプレゼンの準備をしても、性格から想像もできない内容では説得力はゼロです。応募者がプレゼンをしているとき、面接官はその人物の全体の雰囲気も同時にみています。アピールの内容が雰囲気とかけ離れていると、信用されることはまずありません。

それどころか、次のようなことを疑われて、予想外のマイナス評価を受けてしまうかもしれません。

  • 自分のことがまったくわかっていない。自己分析力がひどく低いといわざるをえない。
  • 面接用ガイドブックにばかり頼っているようだ。まじめに面接を受ける気がない。

これでは面接は台無しです。

準備をすることは大切ですが、作り込みすぎるのは逆効果です。心配しすぎず、あくまでありのままの自分を土台にしたアピールを考えてください。

面接官の顔をみて大きな声でゆっくりと話す

内容は大切ですが、プレゼンをするときの態度はもっと重要です。目の前の面接官の顔をみながら、よく聞こえる大きな声でゆっくりと話すようにしましょう。大した内容を語っていなくても、堂々と話すだけで説得力はずっと大きくなります。

ふだんから声の小さい人、緊張すると声がかすれてしまう人などは、面接の練習を繰り返し行ってください。リハーサルをすることで、余裕をもってプレゼンができるようになります。動画に撮ってチェックする、友人にみてもらうなどの工夫をすると、プレゼンの質がぐんと上がります。

長所だと客観的に認めてもらえる性質をとりあげる

自分では長所だと思っていても、他人からはそうは見えないものもあります。客観的にみても、まちがいなく強みだと思える特質を面接ではとりあげることが大切です。

たとえば「集中力がある」ことを長所として説明するとします。エピソードとして、「集中しているときは、ほかのことは目に入りません。仕事を終えるまで、食事もせずに作業を続けたこともあります」という体験を紹介したとしましょう。面接官は、この応募者に高評価はつけない可能性が高いです。

仕事に集中することは大切です。しかしそのために、ほかのすべての作業をストップさせることは企業の一員として望ましくありません。重要度の違いはあれ、複数の仕事を1人の社員が同時に抱えるものだからです。チームで取り組むプロジェクトなどは、とても任せられないと判断されるでしょう。

ひとりよがりの「長所」をアピールしても、使えない人材だと面接官に思われてしまうだけかもしれません。客観的にみても、明らかに長所だと思えるものを取り上げてください。

客観性に乏しい「長所」だけれど、それをどうしても話したいという場合もあるかもしれません。そのときには、予想されるデメリットを避けるために、工夫もしていることを同時に語るようにしてください。

「集中力が強すぎて、熱中するとほかの仕事のことを忘れてしまうほどです。仕事を適宜切り替えられるように、時間がきたら同僚に声をかけてもらうようにしていました。おかげで仕事全体のバランスを崩さずに済みました」こうして自分なりの工夫を付け加えれば大丈夫です。自分を客観視する能力があり、問題のある性格も長所に変えられる人物だとさらにアピールすることもできます。

具体的な説明とシンプルな表現を心掛ける

熱く語ることは大切ですが、あまり長い話は禁物です。面接時間は限られているので、長所アピールを必要以上に長引かせてはいけません。ほかの質問のための時間が足りなくなるおそれがあります。

簡潔にまとまっていて具体的であれば、長々と話さなくても十分に説得力のあるプレゼンができます。冗長な話し方は、むしろ評価を下げてしまう危険すらあります。要点を抑えたシンプルな話で、自分の長所をアピールする練習をしておきましょう。

転職面接における長所アピールの例文

明るい性格や協調性の高さをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、だれとでも打ち解け、協力し合える関係を作れることです。

<根拠や理由>

前職の職場では、同僚のあいだでムードメーカー的な存在でした。だれにでもふだんから気さくに話しかけることで、協力し合える雰囲気を作り出すことができました。

<仕事上で長所をどうやって活かすのか>

社内はもちろん、取引先の方々との間でも、緊密な信頼関係を築くことができました。案件の打ち合わせの折りには、営業先の部長から指名をいただいていたほどです。

素早いレスポンスも心掛けていましたので、私が担当なら、安心して取引ができるというお言葉をいただいたこともあります。良好な人間関係こそが私の仕事の土台であり、キャリアアップの原動力になったと思っています。御社への入社が叶いましたら、1日でも早く部署のみなさまの信頼を得て活躍できるように努力するつもりです。」

社交的な人間性をアピールしたいとき

<結論>

私の長所は社交性の高さです。

<根拠や理由>

昔から友人を作るのに苦労したことがありません。前職でも、仕事の初日から何人かの同僚と仲良くなっていました。初めて会う方とのコミュニケーションが苦にならないので、営業のお得意様もすぐに増やすことができました。パーティなどの集まりに顔を出すことも好きですので、自然と広い交友関係ができています。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

御社に入社できましても、きっとすぐにみなさまと仲良くなれると確信しております。上司の方々や同僚のみなさまの教えをいただきながら、チームの一員として仕事に取り組みたいと思います。

逆境に負けない強さをアピールしたいとき

結論
私の長所は、逆境に強く、転んでもただでは起きないことです。
根拠や理由

前職で営業を担当しておりましたとき、お得意様の会社へ納めた商品に不備が見つかったことがありました。大変お怒りでしたが、お詫びとご説明を兼ねて、私が先方へお伺いしました。

真摯に対応したため、取引の打ち切りは思いなおしていただくことができました。また商品の回収が迅速だったことで、被害を最小限に収められたことは会社にとってもよかったと思います。

一連の対応をするうちに、先ほどのお得意様から逆に信頼を得ることができたようで、別の商品をご購入いただく契約をとることもできました。翌月に私が社内で営業成績が1位になれたのは、まさにこの不備による問題とその対応のおかげでした。

 

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

目の前に大きな問題があっても、前向きな姿勢でがんばれる強さがあります。これがあれば、ピンチもチャンスに変えていくことができるでしょう。

たとえ業界全体が停滞しても、御社の業績をあげるために誠心誠意尽くしていくつもりです。

真面目さや素直さをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、周囲の方からの意見や忠告を素直に受け止められることです。改善へ向けて真面目に取り組むので、大事になるまえに問題を解決することができます。

<根拠や理由>

前職であるプロジェクトを担当していたとき、私の企画案が通らなかったことがありました。「全体像はいいが、インパクトが弱い」と上司が止めたためです。私は同僚にもすぐに意見を聞き、改善点を見つける努力をしました。

締め切りが迫っていたため、丸1日かけて修正案を作成しています。大きな変更を加えたにもかかわらず、まとまりのあるよい企画書ができました。今度は企画会議でもすぐに認められ、上司からも褒めていただくことができました。元の自分の案にこだわらず、アドバイスを素直に聞いてひたすら努力したことが、この好結果につながったと考えています。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

強すぎるこだわりは、ときに仕事の妨げになると思っています。周囲の方々からの助言や意見を素直に取り入れつつ、自分が立案したものであっても、必要なら柔軟に変えていくつもりです。オープンな姿勢とひたむきな努力で、御社のお役に立ちたいと思っています。

謙虚さをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、いつも謙虚なところです。

<根拠や理由>

前職では、同僚の意見を大切にし、参考になりそうな考えは謙虚に取り入れることを心掛けていました。このおかげで、仕事にも早く慣れることができましたし、スキルアップも果たすことができたと思っています。

まだ未熟の身でしたし、私1人で企画できるものなどたかが知れていました。そんな私が、幅広い視点に立った企画書を作れたのは、部署の先輩だけでなく、別の課の方々にまで意見を聞き、ひたすら謙虚に作業を積み上げたおかげでした。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

御社でもこの心掛けを忘れず、みなさまの意見を幅広く取り入れて仕事に励む所存です。

素直な心の持ち主だとアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、いつまでも素直な心を持ち続けていることです。

<根拠や理由>

3年前、まだ前職に就いていたとき、同じプロジェクトを担当していた、仲の良かった同僚と仲たがいをしたことがありました。上司に相談したところ、だれに非があるかは別として、まずは私から謝りなさいと助言を受けました。

私はそれに素直に従い、同僚に謝罪をしました。驚いたことに、相手もその場で謝ってくれました。おかげで前にも増して信頼関係が深まり、プロジェクトにもいい影響がでるようになりました。意地を張らず素直に行動することが、仲間の絆を強くするのだと実感した次第です。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

こだわりを捨てて素直に対応することで、業務も円滑に進むと確信しています。御社に入社が許されましたら、上司や同僚のみなさまの助言に耳を傾けつつ、協調性を重視して仕事に励みたいと思っています。

慎重さをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、人よりも慎重であることです。注意深くチェックをするので、仕事上のミスを早めに見つけることができています。

<根拠や理由>

私は現在、営業事務の仕事に就いています。着任してすぐに、私は進捗表を導入することを提案しました。この表を使って皆が自分の仕事を管理しつつ、さらに毎日、全員でそれらを確認し合う作業を行っています。

慎重すぎるという声もありましたが、このおかげでミスが大きく減ったことも事実でした。やがてこの地道なチェック作業が評価されるようになり、取引先からも厚い信頼をいただいております。小さな失敗が取引の破たんを招くこともあります。そのリスクを最小限にまで抑えることができているのは、まさに慎重さを重視する方針のおかげだったと考えています。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

御社でも営業職に採用されましたら、やはり何重ものチェックを繰り返す、慎重な仕事をしたいと思います。取引先様からの信頼を得、1日も早く業績に貢献できるように励む所存です。

面倒見のよさをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、面倒見のよさです。

<根拠や理由>

前職では、新入社員の指導は私がおもに行っていました。上司から指示されたわけではありません。放っておけなくて、つい面倒をみていました。業務内容を覚えてくれると私もうれしくて、新人指導にますます力が入りました。

私のこの尽力が評価されたようで、2年前には新人教育担当に抜擢されました。教えた部下のなかには、入社1年目で高い業績をあげた人もいます。面倒見のよさと、教え方のうまさは、私の大きな財産だと思っています。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

御社では私自身が新人となります。少しでも早く現場に馴染み、御社の業務に貢献したいと思います。いずれは新人研修の指導員を担当できるように、日々努力を続けたいと思います。

問題解決力があることをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、他の人よりも問題解決能力に優れていることです。

<根拠や理由>

以前に予備校で非常勤講師をしていたことがあります。高校3年生が担当でした。順調に伸びていたのに、急に勉強意欲のなくなった生徒がいました。私は本人と面談を繰り返し、低迷の原因を突き止めることができました。

親が期待をかけすぎたせいで、もし落ちたらどうしようという不安感が反動で強くなり、勉強が手につかなくなっていたのです。私は生徒に対して、あまりいろいろと考えず、ただ目の前の問題を解くように勧めました。プレッシャーが軽くなり、日々の勉強のリズムを取り戻していく様子が見ていてわかりました。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

問題の原因を突き止め、その解決へ向けて努力をすることが大好きです。御社でも困難に負けず、自分なりに工夫をすることで、優れた戦力となれるように努めたいと思います。

ポジティブさをアピールしたいとき

<結論>

私の長所は、いつでもポジティブなことです。

<根拠や理由>

いまは営業の仕事をしており、とくに訪問外交を担当しております。飛び込みでお客様をつかまえるため、強引な印象を与えてしまうのか、ときにお叱りを受けることもあります。それでもお詫びをし、笑顔で説明を繰り返すことで、高い成約率を達成してきました。

いまでも1日に150件の訪問をノルマとして自分に課しています。どんなときにもポジティブであることが、気持ちが折れることなく仕事を続けていくうえで大切なのだと実感しています。

<仕事のうえで長所をどうやって活かすのか>

いくら悩んでも問題は解決しません。ポジティブに行動することが、問題の早期解決につながると信じています。御社にもしも採用していただきましたら、何事も前向きにとらえて自分の成長の糧とし、業績に貢献いたします。

長所が自分でもわからない人はどうすればいいのか

自分の長所が何なのかわからない、客観的に自分のことを考えられないと悩む人も多いでしょう。そういう方には、転職業界最大手である、リクルートの実施する【グッドポイント診断】を受けてみることをお勧めします。膨大な顧客データに基づいているので、信頼性のとても高い診断結果を得ることができます。

面接での長所のアピール法は、ネット上でもいくらでも見つけることができます。とはいえこれらは、転職希望者ならだれでもチェックしているに違いない情報です。判で押したように同じ回答を、みんなが面接で繰り返すことになりかねません。これでは面接官もうんざりしてしまうでしょう。

真に心に響くアピールをするには、自分で長所を見極め、その伝え方を自分の頭で考え抜くことが大切です。オリジナリティあふれるアピールは、ネット上に落ちている言葉を拾ってばかりではできません。

【グッドポイント診断】を活用すれば、いままで気づかなかった自分の強みが見えてきます。簡単な質問に答えるだけで結果が出ますので、転職活動を本気で始めようと考え始めたら気軽に試してみてください。

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